河出書房新社
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パトリシア・ハイスミス (ハイスミス,P)
1921-1995年。テキサス州生まれ。『見知らぬ乗客』『太陽がいっぱい』が映画化され、人気作家に。『太陽がいっぱい』でフランス推理小説大賞、『殺意の迷宮』で英国推理作家協会(CWA)賞を受賞。
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文庫・新書
水の墓碑銘
パトリシア・ハイスミス 著 柿沼 瑛子 訳
ヴィクの美しく奔放な妻メリンダは次々と愛人と関係を持つ。その一人が殺害されたとき、ヴィクは自分が殺したとデマを流す。そして生じる第二の殺人……傑作長編の改訳版。映画化原作。
定価1,210円(本体1,100円)
○在庫あり
死者と踊るリプリー
パトリシア・ハイスミス 著 佐宗 鈴夫 訳
天才的犯罪者トム・リプリーが若き日に殺した男ディッキーの名を名乗る者から電話が来た。これはあの妙なアメリカ人夫妻の仕業か? いま過去が暴かれようとしていた……リプリーの物語、最終編。
定価1,078円(本体980円)
見知らぬ乗客
パトリシア・ハイスミス 著 白石 朗 訳
妻との離婚を渇望するガイは、父親を憎む青年ブルーノに列車の中で出会い、提案される。ぼくはあなたの奥さんを殺し、あなたはぼくの親父を殺すのはどうでしょう?……ハイスミスの第一長編、新訳決定版。
定価968円(本体880円)
△3週間~
リプリーをまねた少年
犯罪者にして自由人、トム・リプリーのもとにやってきた家出少年フランク。トムを慕う少年は、父親を殺した過去を告白する……二人の奇妙な絆を美しく描き切る、リプリー・シリーズ第四作。
定価1,320円(本体1,200円)
アメリカの友人
太陽がいっぱい
息子ディッキーを米国に呼び戻してほしいという富豪の頼みを受け、トム・リプリーはイタリアに旅立つ。トムはディッキーに心を惹かれ、やがてそのすべてを求めてある決断をする……ハイスミスの代表作!
定価1,100円(本体1,000円)
△重版中
贋作
パトリシア・ハイスミス 著 上田 公子 訳
トム・リプリーは天才画家の贋物事業に手を染めていたが、その秘密が発覚しかける。トムは画家に変装して事態を乗り越えようと、再び危ない橋を渡ることに……『太陽がいっぱい』に続くシリーズ第二弾。
定価990円(本体900円)
キャロル
クリスマス、デパートのおもちゃ売り場の店員テレーズは、美しい人妻キャロルと出会う。二人を待つ運命を彼女たちはまだ知らない……サスペンスの巨匠ハイスミス、幻の恋愛小説。映画化原作ベストセラー。
定価902円(本体820円)
外国文学
目には見えない何か 中後期短篇集 1952―1982
パトリシア・ハイスミス 著 宮脇 孝雄 訳
女流ミステリ作家パトリシア・ハイスミスによる単行本未収録の中後期作品を集めた短篇集。人間心理の虚実をあぶり出すその手腕は、晩年に至りいよいよ冴えわたる! 解説も充実。
定価2,640円(本体2,400円)
×品切・重版未定
回転する世界の静止点 初期短篇集1938―1949
女流ミステリ作家、パトリシア・ハイスミスによる単行本未収録の初期作品を集めた短篇集。人間心理の危うさを鋭く描く個性は、この時点ですでに確立されていた! ファン垂涎の一冊!
《トム・リプリー・シリーズ》完結篇。後ろ暗い過去をもつトム・リプリー。彼が殺した男の亡霊のような怪しいアメリカ人夫婦の存在が彼を不気味に悩ませていく。『贋作』の続篇。
リプリー
定価649円(本体590円)
《トム・リプリー・シリーズ》第四作。犯罪者にして自由人であるトムを慕うフランク少年とトムの危険な関係は、「父親殺し」を軸に急展開をする。犯罪が結んだ、男と少年の危険な関係を描く!
定価1,046円(本体951円)
パトリシア・ハイスミス 著
定価939円(本体854円)
定価946円(本体860円)
女嫌いのための小品集
定価641円(本体583円)
イーディスの日記 上
新天地にかけた夢とその無惨な崩壊。そんなときイーディスに残されたものは一冊の厚い日記帳だけであった。やがて彼女は日記に描かれたもうひとつ別の世界、彼女自身の幻想と狂気の中に逃避して行く――。
定価726円(本体660円)
イーディスの日記 下
寝たきりの伯父と何についても無気力な息子。息のつまるような現実のなかで、イーディスは次第に自ら狂気に陥って行く。やがて彼女は日記に書き残す――「現実と夢の世界との差は、耐えられない地獄だ」。
定価748円(本体680円)