ウィ・ギチョル (ウィ ギチョル)
1961年、ソウル生まれ。延世大学フランス文学科卒業。1983年、児童劇「おばけのこん棒はどこにある?」が啓蒙社児童文学賞を受賞。1980年代中盤から、リベラルな雑誌、新聞などで短編小説、コラムなどを発表し、作家活動を展開。著書に、『労働者のお話ポケット』『哲学は僕の友だち』『会えてよかった、論理くん』など人文社会科学分野の本と『青年労働者チョン・テイル』、『命が聞かせてくれたお話』『靴のなかで暮らすワニ』などの児童書がある。『9歳の人生』は、初の長編小説。長編小説としては、このほか『ハリネズミ』がある。