ドミニク・メナール (メナール,ドミニク)
1967年、パリで生まれる。24歳で発表した短編「Edna Marvey」でジュヌ・エクリヴァン賞を、続いて最初の短編集「Le second enfant」ではプロメテ賞を受賞し、短編の名手として注目される。短編集にはほかに「Le grenadier」、「La maison des fatigu_s」があり、前者ではブルスタン=ブランシェ賞を得た。さらに処女長編小説「Le grand fakir」がメリディアン読者賞を受賞。『小鳥はいつ歌をうたう』では2002年に創設されたフナック小説賞の第一回受賞作となり、また2003年度のアラン=フルニエ賞にも選ばれている。アラン・コルノー監督により、「Les Mots bleus(青い言葉)」のタイトルで映画化。