河出書房新社
河出の本を探す
吉屋 信子 (ヨシヤ ノブコ)
1896年、新潟市生まれ。52年「鬼火」で女流文学賞、67年菊池寛賞を受賞。『花物語』『安宅家の人々』『徳川の夫人たち』『女人平家』『自伝的女流文壇史』など、幅広いジャンルで活躍した。著書多数。73年逝去。
9件中 1~9件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
文庫・新書
紅雀
吉屋 信子 著
勝気な美少女・まゆみと幼い弟は、突然両親を亡くし、たまたま居合わせた男爵家の家庭教師に引き取られるが──。悲運に負けず、自らの手で人生を切り開くまゆみの姿に、日本中の乙女たちが熱狂した傑作!
定価1,100円(本体1,000円)
○在庫あり
わすれなぐさ
美しく我儘なクラスの女王様・陽子と、彼女が想いを寄せる無口で風変わりな牧子、そして真面目で兄弟思いの硬派な一枝。女学校で繰り広げられる少女たちの三角関係の行方は──。
定価957円(本体870円)
返らぬ日
「あなたを愛して愛して愛しぬいてゆきたいの」放課後の女子寮でのひと時を待ち望む女学生たちの運命を描いた表題作など7編を収録。同性を愛す喜びに満ちた美しい短編集、初の文庫化。
定価979円(本体890円)
徳川秀忠の妻
定価748円(本体680円)
×品切・重版未定
小さき花々
貧富の差など、理不尽な社会に引き裂かれてゆく少女たちの儚く美しい絆を描き、そこに現実に立ち向かう乙女へのメッセージを込めた短篇集。「少女の友」に連載された『花物語』の続篇。
定価902円(本体820円)
美しくも我儘なお嬢様・陽子と、彼女のあやつる糸に絡めとられていく牧子、そして学校一の優等生・一枝の、愛と友情の行方は……? 少女小説の女王が描く、昭和ロマン漂う乙女たちの物語。
定価825円(本体750円)
花物語 上
少女の日の美しい友との想い出、両親を亡くした姉弟を襲った悲劇……花のように可憐な少女たちを繊細に綴った数々の感傷的な物語。世代を超えて乙女に支持され、「女学生のバイブル」と呼ばれた不朽の名作
定価1,045円(本体950円)
花物語 下
美しく志高い生徒と心通わせる女教師、実の妹に自らのすべてを捧げた姉。……けなげに美しく咲く少女たちの儚い物語。「女学生のバイブル」と呼ばれ大ベストセラーになった珠玉の短篇集。
△3週間~
日本文学
黒薔薇
地方の女学校を舞台に、教師・章子と美しい生徒・和子のおりなす愛慕と苦悩。大正~昭和の大流行作家による可憐でせつない〈エスの世界〉、乙女たちの憧れと夢、苦悩と孤独。全集未収録作品。
定価1,760円(本体1,600円)