河出書房新社
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小嵐 九八郎 (コアラシ クハチロウ)
1944年、秋田県生まれ。1986年、作家デビュー。1995年『刑務所ものがたり』で吉川英治文学新人賞受賞。著書に『ふぶけども』『蜂起には至らず』など多数。
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日本文学
天のお父っと、なぜに見捨てる
小嵐 九八郎 著
イエスを売ったのはユダだったのか? 壮大な構想力で歴史の暗黒にふみこみながら、かぎりなく優しく、かぎりなく過激な新しいイエス像をつくりだし、聖書を書き換える巨編。藤沢周氏推薦。
定価3,850円(本体3,500円)
×品切・重版未定
哲学・思想・宗教
日本名僧奇僧列伝 いのちというは、仏道
日本人にとって仏道とは何か。古代の止利仏師、鑑真から賢治、そして戦時の竹中彰元まで有名・無名の仏徒20名の肖像とその信仰の本質を、作家が人間味豊かに描き出す、仏教読み物の決定版。
定価2,090円(本体1,900円)
水漬く魂 第五部 黒に燃える
主人公のもとに長く過激派の非合法活動家として潜行していた親友からの手紙が届く。そこにあるのは70年代の激烈な党派闘争の暗黒と累々たる屍だった。戦慄と慟哭の完結篇。
定価2,640円(本体2,400円)
水漬く魂 第四部 青に燃える
少年時代からの親友、堀口大示と河井は政治の季節に青春をすごす。ノンセクトの堀口が早苗に思いをよせるが、早苗は党派に身を投じた河井に惹かれる。思いがよじれながら安田砦の陥落が迫る。
定価2,420円(本体2,200円)
水漬く魂 第三部 白に燃える
生来の嘘つきとして堀口参蔵は、戦後を漂うように生きていた。運命の絡み合いを通して、もうひとつの戦後が浮かび上がる。
水漬く魂 第二部 赤に燃える
主人公・大示が新聞記者だった父・剛蔵の日記を開くと、そこに描かれているのは戦争突入前夜の上海の日々だった。美女や革命家、政治家たちが跋扈する混沌とした世界を描く。
水漬く魂 第一部 藍に燃える
昭和の戦前期から現代までをまたにかけた長岡出身の一族の壮大な血と愛と政治の激動を描く渾身の大作。反骨の新聞記者が自身の生をえぐりつつ、一族の闇に迫る。