河出文庫 た3-6

ドクフウブンタナカショウゾウ

毒――風聞・田中正造

立松 和平

河出文庫 ● 352ページ
ISBN:978-4-309-40622-0 ● Cコード:0193
発売日:2001.03.06

定価924円(本体840円)

×品切・重版未定

  • 足尾銅山の鉱毒によって破壊された谷中村。その被害に真正面に対峙した田中正造――渡良瀬川に棲むナマズやカエル等、小動物の目を通して重層的に描く〈闇〉の日本。立松文学の新たな出発を告知する名作。

著者

立松 和平 (タテマツ ワヘイ)

1947年栃木県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。78年、小説『途方にくれて』を刊行。80年『遠雷』で野間文芸新人賞受賞。85年全作品を対象に若い作家のためのロータス賞を受賞。『卵洗い』で第8回坪田譲治文学賞受賞。『毒――風聞・田中正造』で第51回毎日出版文化賞受賞。他に『春雷』『性的黙示録』『地霊』など著書多数。

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