単行本 46 ● 272ページ
ISBN:978-4-309-01702-0 ● Cコード:0093
発売日:2005.03.11
定価1,540円(本体1,400円)
×品切・重版未定
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いまだ戦争の名残をとどめた昭和30年代。無骨で硬派の中学生の隼人は、若い女教師香織と恋に落ちた。あまりに純粋でまっすぐなふたりの愛は、周囲の反感を呼ぶ……。大型新人の純愛小説。
著者
原田 伊織 (ハラダ イオリ)
1946年京都市生まれ。大阪外国語大学卒業。広告代理店でマーケティング・プランニング、番組企画などに携わり、独立後、プランナー、コピーライター、編集ライターとして活動。(株)SICクリエイティブディレクター。
読者の声
私はこの「夏が逝くとき」の30年代はまだ生まれてなく、この時代を知らないはずなのですが、まるでタイムスリップしてしまったかのように、スーッと入り込めました。著者、原田伊織さんの次回作が見たくて、胸が高鳴ります!! (くまさん さん/21歳 女性)
内容紹介にあった、中学生隼人と若い女教師香織の恋.....。勝手に想像していた内容は???かくも素敵に裏切られました。舞台を彩る秀逸な情景描写は鮮明で、“日本って美しい”と素直に引き込まれてしまいました。曲がることのできない清廉の士、隼人の生き様には日本男児の理想が投影され、それを見守る香織。理想がゆえに、現実社会との衝突は避けられず傷つく二人のシンパシーは、いつしか恋心へと昇華して...。
旧き良き昭和30年を懐古するブームは久しいが、当時のおもちゃや風俗ではなく、この物語のような日本が確かにあったと、私の脳裏に鮮烈に印象が残りました。
(昭和の想いで さん/44歳 男性)
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