単行本 46 ● 256ページ
ISBN：978-4-309-02482-0 ● Cコード：0093
発売日：2017.11.10
定価1,870円（本体1,700円）
×品切・重版未定
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地下鉄サリン事件実行犯の死刑囚Yと交流する作家が行き着くのは、オウム真理教の真実か、それとも……人間の偽善、傲慢そしてグロテスクな自我を抉り、その先にある再生を描く衝撃の私小説。
著者
田口 ランディ (タグチ ランディ)
1959年生まれ。作家。2000年、長編小説『コンセント』を発表。以来、フィクションとノンフィクションを往還しながら人間の心の問題をテーマに幅広い執筆活動を続ける。
読者の声
田口ランディさんの本はほとんど全部読んでいます。こちらも面白かった。
全部読んだあと、河野義行さんの言葉がよみがえりました。人間は弱いもの、組織に入ればそれに従い、思い込んだものを正義と思う、間違いを犯すのが人間。自分や周りの人を守るために人を殺すことは悲しいですね。
（さとう さん／37歳 女性）
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