ジャンル: 
  1. 日本文学 > 
  2. 評論・研究

単行本

フドウトクオカアサンコウザ

不道徳お母さん講座

私たちはなぜ母性と自己犠牲に感動するのか

堀越 英美

受賞
朝日

単行本 46 ● 256ページ
ISBN:978-4-309-02715-9 ● Cコード:0095
発売日:2018.07.25

定価1,674円(本体1,550円)

△2週間~

  • お母さんライターが、日本の「道徳」のタブーに踏み込み、軽やかに解体! 歴史をさかのぼり、母性幻想と自己犠牲への感動に満ちた「道徳観」がいかにつくられたか明らかにする。

    2018年、小学校で道徳が正式教科に……!

    歴史を遡り、日本の「道徳」がつくられた過程と、
    母性幻想と自己犠牲に感動を強いる「道徳教育」の問題点をあぶり出す。
    『女の子は本当にピンクが好きなのか』著者最新刊、
    いま誰もが読んでおくべき、日本の「道徳」解体論!

    「なんで今、私たちの社会はこんなことになっているのか。敵は大きすぎて、丸腰で立ち向かってはゆるふわ感動ワードに流されかねない。近代史の山に分け入って知識を蓄え、人文知という棍棒を手に「道徳」に抗ってみたい。お母さんだからってなめるなよ。それが本書の主旨だ」
    (「まえがきに代えて」より)

  • 【目次】
    まえがきに代えて
    第1章 読書と「道徳」
     道徳教育のための読書
     かつて小説は有害メディアだった――明治二〇年代までの小説観
     バイオレンス上等! 日本児童文学の夜明け 
     少年雑誌で作られた男らしさ規範
     婦徳から「愛され」道徳へ
     文学で「堕落」した若者たち――自我のめざめと修身
     俗悪バッシングと推薦図書の誕生

    第2章 「道徳」としての母
     自己犠牲する母はなぜ「泣ける」のか
     母性幻想の誕生
     母性による女性解放
     母性と愛国

    第3章 感動する「道徳」
     二分の一成人式とママへの感謝が育むもの
     巨大組体操は誰のため?
     ありのままは本当にありのままか
     ごんぎつねは二度死ぬ――国語教科書が悲しい理由
     おわりに
     あとがき/参考文献

著者

堀越 英美 (ホリコシヒデミ)

1973年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。著書に『萌える日本文学』、『女の子は本当にピンクが好きなのか』。翻訳書に、テクノロジーや空想の世界を親子で共有するための指南書『ギークマム』がある。2女の母。

この本の感想をお寄せください

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお気軽にお寄せください。
投稿された内容は、弊社ホームページや新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。恐縮ですが、必ずご記入をお願いいたします。
※こちらにお送り頂いたご質問やご要望などに関しましては、お返事することができません。
あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちら




 歳