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単行本

ハンナノイナイジュウガツハ

ハンナのいない10月は

相川 英輔

単行本 46 ● 272ページ
ISBN:978-4-309-02886-6 ● Cコード:0093
発売日:2020.05.27

定価1,760円(本体1,600円)

×品切・重版未定

  • 大学の万年講師・森川譲は猫のハンナと研究室で暮らす変わり者。ある日学長から、大学に潜むスパイを探せと命じられ、次々起きる大学存亡の危機に立ち向かうことに――感動の青春ミステリ!

    猫部屋と化した研究室には、今日も厄介な客が訪れる。

    狙われた大学公印、頻発する謎の停電、潜り込んだスパイ、学生自治会長選挙の不正疑惑、大学御用達の定食屋の後継者問題、女子学生の洋服盗難、学生への不公平な単位付与問題—―続発する大学存亡の危機に立ち向かうはめになった万年講師・森川と愛猫のハンナ。彼らがたどり着いた、事件の裏にある切なくて苦い真実の数々とは?
    切ない真相に不意打ちされる、優しい涙が溢れる傑作!

  • 目次

    1 ひとつがふたつに
    2 ポルトガルの言い伝え
    3 自治会選挙と夜の星
    4 化石
    5 激しい雨が降る
    6 ハンナのいない10月は

著者

相川 英輔 (アイカワ エイスケ)

1977年千葉県生まれ、福岡県在住。西南学院大学大学院修了。2013年坊ちゃん文学賞佳作、15年福岡市文学賞小説部門を受賞。著書に『雲を離れた月』(書肆侃侃房)、『ハイキング』(惑星と口笛ブックス)。

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