河出文庫 し1-42

サドコウシャクアルイハシロトロウゴク

サド侯爵 あるいは城と牢獄

澁澤 龍彦

河出文庫 ● 232ページ
ISBN:978-4-309-40725-8 ● Cコード:0195
発売日:2004.10.06

定価858円(本体780円)

×品切・重版未定

  • 有名な「サド裁判」でサドの重要性を訴え、翻訳も数多くなし、『サド侯爵夫人』の三島由紀夫とも交友があった著者のエッセイ集。監禁の意味するもの、サドの論理といった哲学的考察や訪問記を収めた好著。

著者

澁澤 龍彦 (シブサワ タツヒコ)

1928~87年。東京生まれ。東大仏文科卒。マルキ・ド・サドの著作を紹介する一方、人間精神や文明の暗黒面に光をあてる多彩なエッセイを数多く発表。晩年は『高丘親王航海記』など小説に独自の世界を展開した。

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