河出文庫 と11-2

ガクヤノカニ

楽屋の蟹

中村雅楽と日常の謎

戸板 康二

新保 博久

河出文庫 文庫 ● 376ページ
ISBN:978-4-309-42077-6 ● Cコード:0193
発売日:2024.01.10

定価1,155円(本体1,050円)

○在庫あり

  • 歌舞伎界の名優にして名探偵、中村雅楽が日常の謎に挑む。江戸川乱歩に見いだされた著者による味わい深い名推理の数々。直木賞受賞作「團十郎切腹事件」はじめ精選の11編を収録。

  • 團十郎切腹事件
    「團十郎切腹事件」ルーブリック/江戸川乱歩(R名義)
    虎の巻紛失
    グリーン車の子供
    目黒の狂女
    楽屋の蟹
    元天才少女
    コロンボという犬
    芸養子
    弁当の照焼
    一日がわり
    むかしの弟子

    老優中村雅楽

著者

戸板 康二 (トイタ ヤスジ)

1915-1993。東京都生まれ。『日本演劇』編集長時代から演劇評論で活躍。江戸川乱歩のすすめでミステリの執筆を開始し「車引殺人事件」を発表。1959年『團十郎切腹事件』で直木賞受賞。

新保 博久 (シンポ ヒロヒサ)

1953年京都生まれ。早大文学部卒業。ワセダ・ミステリ・クラブを経て、ミステリ評論家となる。新聞・雑誌などの時評・連載、文庫解説多数。著書に『推理百貨店』『名探偵登場』など。

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