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  1. 河出ブックス

全集・シリーズ

イリョウトハナニカ

医療とは何か

現場で根本問題を解きほぐす

行岡 哲男

受賞
全国学校図書館協議会選定図書

単行本 B6 ● 224ページ
ISBN:978-4-309-62447-1 ● Cコード:0347
発売日:2012.08.14

定価1,512円(本体1,400円)

○在庫あり

  • 医療現場で「正しい判断」は不可能である――救急医学の第一人者、哲学する医師がついに書いた! 医療崩壊のほんとうの問題とは? 従来の医療観を根源から問い直す、静かなる革命。

  • プロローグ 「私」の「たらい回し」事件

    第一章 「病気」とは何か
     1 老いと病
     2 病気の三つの構成要素

    第二章 医療はどう移り変わってきたか
     1 治療がない時代の医療--養生としての医療
     2 治療のための医学と医療の時代——一九世紀から二〇世紀へ
     3 二〇世紀の医学・医療——その進歩と混迷

    第三章 医療を哲学する——現象学と言語ゲームを手がかりに
     1 なぜ、現象学が必要なのか
     2 言語ゲームとしての医療——そのルール変更
     3 パラダイムシフト——言語ゲームのルールの大改訂

    第四章 新たなパラダイムの芽
     1 二〇世紀の医学・医療の王道——確実な状況下での意志決定
     2 「不確実な状況下での意志決定」——パラダイムシフトの萌芽
     3 医療のパラダイムシフトへの確実な第一歩——『トップナイフ』
     4 医療のパラダイムシフトの広がり

    第五章 「正しいと確信する判断」はいかにして可能か
     1 確信成立のための二つの条件
     2 人の営みの社会的な広がり——「納得を確かめ合う言語ゲーム」へ
     3 「納得を確かめ合う言語ゲーム」における信頼

    第六章 これからの医療のかたち
     1 医療における「確かめ合い」の具体像
     2 これからの医療

    エピローグ 「私」の確信

著者

行岡 哲男 (ユキオカ テツオ)

1951年、大阪生まれ。東京医科大学主任教授。専門は救急医学、特に重症外傷・広範囲熱傷の診療。日本救急医学会会長などを歴任。1990年代半ばより、医療現場の社会学的・現象学的研究にも従事。

読者の声

この本に寄せられた読者の声一覧

「医療の不確実性」を素人にも分かりやすく解説してくれます。医師は神様でなく人間であり、また医師の人間性によるのではなくシステムとして医療を考える大切さを実感しました。「正しい判断」ではなく「正しいと確信する判断」と医療を認識すると、不信感が晴れてきます。最近の医療に関する書物では、秀逸な本でした。 (医療おじさん さん/63歳)

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