ムック A5 ● 240ページ
ISBN:978-4-309-97835-2 ● Cコード:9495
発売日:2014.06.28
定価1,430円(本体1,300円)
×品切・重版未定
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生誕110年を迎える文学者の魅力を総特集。ますます輝きをはなつその文学の根源にせまる。随筆アンソロジー、座談会・青木玉×青木奈緒×堀江敏幸、村松友視、梨木香歩、平松洋子ほか。
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幸田文アルバム
森まゆみ選
幸田文随筆アンソロジー
雑記(抄)/終焉/このよがくもん/れんず/啐啄/造語家/本/著物/かけら/台所の音/申し子/塔/ちどりがけ/倒木/木のあやしさ/木の実・こども
【座談会】
幸田文・文学の秘密
青木玉×青木奈緒×堀江敏幸
【座談会】
東京ことば
幸田文×石川淳×大野晋×丸谷才一
【対談】
母子問答
幸田文×幸田玉
【対談】
水上勉×村松友視 幸田文の世界
【エッセイ】
安藤鶴夫 ——幸田文という人
森茉莉 ——幸田文氏のこと
遠藤周作 ——幸田さんのこと
川村二郎 ——塔と木
金井美恵子 ——父の娘
川本三郎 ——「頭がケイマトビ」の人
荒川洋治 ——明日の朝のお茶いっぱい
井坂洋子 ——稚気横溢
城殿智行 ——流れるという言葉
水原紫苑 ——幸田文─小説とエッセイの差異
角田光代 ——父というフィルターと彼女の世界
濱田順子 ——記憶の回廊
柴崎友香 ——KIMONO
由利幸子 ——努力の佳人、幸田文
【論考】
室生犀星 ——幸田文の表情
篠田一士 ——解説
蓮實重彦 ——「文学主義」と崩壊
池内紀 ——幸田文と『崩れ』
松枝到 ——時代批判としての手仕事
金井景子 ——伴走者のいる自伝小説----『黒い裾』、『おとうと』そして『北愁』
清水良典 ——未来の名を求めて----純文章としての幸田文
小森陽一 ——ものの葉の創り手
内藤千珠子 ——間の残酷----幸田文『雪もち』
林えり子 ——幸田文の東京っ子ことば
【増補】
【特別インタビュー】
村松友視 ——幸田文ブームの生命力
【書評】
梨木香歩 ——緩急を得た片づけの妙
高樹のぶ子 ——女性作家の誕生
小池昌代 ——木のひと
【インタビュー】
平松洋子 ——いつまでも変わらない人
【鼎談】
角田光代×坂本忠雄×坪内祐三
——幸田文「流れる」の過剰な視線と野生の奔流
主要著作紹介
幸田文略年譜
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