河出書房新社
河出の本を探す
2018.03.20更新
没後20年を記念して「須賀敦子の世界」文庫フェア開催
文庫・新書
塩一トンの読書
須賀 敦子 著
「一トンの塩」をいっしょに舐めるうちにかけがえのない友人となった書物たち。本を読むことは生きることと同じという須賀は、また当代無比の書評家だった。好きな本と作家をめぐる極上の読書日記。
定価770円(本体700円)
○在庫あり
霧のむこうに住みたい
愛するイタリアのなつかしい家族、友人たち、思い出の風景。静かにつづられるかけがえのない記憶の数かず。須賀敦子の希有な人生が凝縮され、その文体の魅力が遺憾なく発揮された、美しい作品集。
定価715円(本体650円)
△3週間~
なぜ古典を読むのか
イタロ・カルヴィーノ 著 須賀 敦子 訳
卓越した文学案内人カルヴィーノによる最高の世界文学ガイド。ホメロス、スタンダール、ディケンズ、トルストイ、ヘミングウェイ、ボルヘス等の古典的名作を斬新な切り口で紹介。須賀敦子の名訳で。
定価1,320円(本体1,200円)
[全8巻] 須賀敦子全集 第5巻
詩への愛こそ須賀文学の核心だった。愛読した詩人たちの軌跡とその作品の魅力を美しい訳詩と共に綴ったエッセイ「イタリアの詩人たち」、亡夫への思いがこめられた名訳「ウンベルト・サバ詩集」他。
定価1,298円(本体1,180円)
[全8巻] 須賀敦子全集 第3巻
定価1,430円(本体1,300円)
[全8巻] 須賀敦子全集 第8巻
留学生活や新婚生活を生き生きと伝える両親宛書簡やペッピーノとの愛の書簡、若き日々の瑞々しいエッセイ、遺された小説草稿、詳細な年譜など、その希有な人生の軌跡を辿った貴重な資料満載。
定価1,540円(本体1,400円)
[全8巻] 須賀敦子全集 第7巻
名作「こうちゃん」をはじめ須賀の創作の原点が収められた私家版冊子「どんぐりのたわごと」全十五号と、夫の突然の死から四年、孤独と向き合いミラノに別れを告げるまでの日々をつづった「日記」を収録。
[全8巻] 須賀敦子全集 第6巻
イタリア文学への望みうる最良のガイド。ギンズブルグ、サバ、ダンテなど愛した作家や詩人の作品論「イタリア文学論」と、親しみ訳した作家たちの魅力の核心を生き生きと綴った「翻訳書あとがき」を収録。
定価1,210円(本体1,100円)
[全8巻] 須賀敦子全集 第4巻
本を読むことが生きることと同義だったという須賀の、書物を巡るエッセイを収録。幼年期からの読書と体験を辿った「遠い朝の本たち」、書評集大成「本に読まれて」、及び本や映画にまつわるエッセイ33編
[全8巻] 須賀敦子全集 第2巻
[全8巻] 須賀敦子全集 第1巻
定価1,265円(本体1,150円)
ユルスナールの靴
デビュー後十年を待たずに惜しまれつつ逝った筆者の最後の著作。二十世紀フランスを代表する文学者ユルスナールの軌跡に、自らを重ねて、文学と人生の光と影を鮮やかに綴る長篇作品。
定価891円(本体810円)