河出書房新社
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2012.10.04更新
10月9日発売です。 ※地域により発売日に差が生じることがあります。
文庫・新書
新編 SF翻訳講座
大森 望 著
SFを中心に、翻訳商売三十年。その実践的な翻訳技術からSF業界の裏話までを軽妙に披露する名エッセイ集。岸本佐知子・豊崎由美との鼎談、恩田陸との語り下ろし対談ほかを新規に収録。
定価935円(本体850円)
×品切・重版未定
一人の哀しみは世界の終わりに匹敵する
鹿島田 真希 著
聖書の中の出来事が、もし学校で起こったら……アダムとイブの物語にも似たバレンタインの一日や「安息日の律法」と見紛う女子高でのルールなど、聖なる愚か者を巡る五つの物語。「レギオンの花嫁」併録。
定価825円(本体750円)
夢を与える
綿矢 りさ 著
その時、私の人生が崩れていく爆音が聞こえた――チャイルドモデルだった美しい少女・夕子。彼女は、母の念願通り大手事務所に入り、ついにブレイクするのだが……夕子の栄光と失墜の果てを描く初の長篇。
定価649円(本体590円)
○在庫あり
強いられる死 自殺者三万人超の実相
斎藤 貴男 著
年間三万人を超える自殺者を出し続けている自殺大国・日本。いじめ、パワハラ、倒産……自殺は、個々人の精神的な弱さではなく、この社会に強いられてこそ起きる。日本の病巣と向き合った渾身のルポ。
身ぶりとしての抵抗 鶴見俊輔コレクション2
鶴見 俊輔 著 黒川 創 編
戦争、ハンセン病の人びととの交流、べ平連、朝鮮人・韓国人との共生……。鶴見の社会行動・市民運動への参加を貫く思想を読み解くエッセイをまとめた初めての文庫オリジナルコレクション。
定価1,430円(本体1,300円)
山本八重 銃と十字架を生きた会津女子
楠戸 義昭 著
二〇一三年NHK大河ドラマの主人公、山本八重(新島八重)は、幕末の会津藩鉄砲師範の家に生まれた。戊辰戦争で鶴ヶ城に籠もって参戦、その後京都へ出、夫襄とともにキリスト者として生きる。
定価770円(本体700円)
喜ばしき知恵
フリードリヒ・ニーチェ 著 村井 則夫 訳
ニーチェの最も美しく、最も重要な著書が冷徹にして流麗な日本語によってよみがえる。「神は死んだ」と宣言しつつ永遠回帰の思想をはじめてあきらかにしたニーチェ哲学の中核をなす大いなる肯定の書。
定価1,320円(本体1,200円)