河出書房新社
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2012.06.06更新
6月6日発売です。 ※地域により発売日に差が生じることがあります。
文庫・新書
コスモスの影にはいつも誰かが隠れている
藤原 新也 著
普通の人々の営むささやかな日常にも心打たれる物語が潜んでいる。それらを丁寧にすくい上げて紡いだ美しく切ない十五篇。妻殺し容疑で起訴された友人の話「尾瀬に死す」(ドラマ化)他。著者の最高傑作!
定価825円(本体750円)
○在庫あり
15歳の選択 僕らはこうしてJリーガーになった
寺野 典子 著
プロサッカー選手たちには、十五歳という共通の転機がある。二十年近く選手たちを取材してきた著者が、十九人の選手を徹底取材。サッカーを通して「夢を持つことの大切さ」を問うノンフィクション。
定価726円(本体660円)
×品切・重版未定
小川洋子の偏愛短篇箱
小川 洋子 編著
この箱を開くことは、片手に顕微鏡、片手に望遠鏡を携え、短篇という名の王国を旅するのに等しい――十六作品に解説エッセイを付けて、小川洋子の偏愛する小説世界を楽しむ究極の短篇アンソロジー。
定価1,034円(本体940円)
十蘭錬金術
久生 十蘭 著
東西、古今の「事件」に材を採った、十蘭の透徹した「常識人」の眼力が光る傑作群。「犂氏の友情」「勝負」「悪の花束」「南極記」「爆風」「不滅の花」など。
定価836円(本体760円)
空に唄う
白岩 玄 著
通夜の最中、新米の坊主の前に現れた、死んだはずの女子大生。自分の目にしか見えない彼女を放っておけない彼は、寺での同居を提案する。だがやがて、彼女に心惹かれて……若き僧侶の成長を描く感動作。
定価715円(本体650円)
△3週間~
ヘタな人生論より枕草子 美しい生き方ができる大人になるために――
荻野 文子 著
『枕草子』=「インテリ女性のお気楽エッセイ」だが、陰謀渦巻く宮廷で、主を守り自分の節を曲げずに生きぬくことは簡単ではなかった。厳しい現実の中、清少納言が残した「美意識」に生き方の極意を学ぶ。
エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談 憑かれた鏡
チャールズ・ディケンズ/ブラム・ストーカー 著 エドワード・ゴーリー 編 柴田 元幸 他訳
典型的な幽霊屋敷ものから、悪趣味ギリギリの犯罪もの、秘術を上手く料理したミステリまで、奇才が選りすぐった怪奇小説アンソロジー。全収録作品に描き下ろし挿絵が付いた決定版!
定価990円(本体900円)