- 受賞
- 朝日、日経、毎日
単行本 46 ● 292ページ
ISBN:978-4-309-02393-9 ● Cコード:0095
発売日:2015.07.28
定価3,300円(本体3,000円)
×品切・重版未定
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日露戦争、大逆事件とゆらぐ20世紀初頭、もう日本語は日本人だけのものではなかった。鴎外や漱石はじめ、作家は何を、どう書いたか。東アジア全域に射程を広げ、日本語文学史を刷新。
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第1章 鷗外と台湾と魯迅のあいだ
第2章 女の言いぶん
終章 漱石と鷗外のあいだで――移動、地理、語りうるもの
典拠とした主な資料
あとがき
人名索引
著者
黒川 創 (クロカワ ソウ)
1961年生まれ。作家。十代の頃から「思想の科学」に携わり、鶴見俊輔らとともに編集活動を行う。著書に『いつか、この世界で起こっていたこと』『きれいな風貌――西村伊作伝』(ともに新潮社)など。
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