著者

樋口　一葉 (ヒグチ イチヨウ)

１８７２～９６年。１８歳の時、父が死去し、職業作家となる決意をして、半井桃水に師事。「たけくらべ」が森鴎外，幸田露伴などに激賞される。文筆生活４年の間に「にごりえ」などの名作を残し、２４歳で病死。

井辻　朱美 (イツジ アケミ)

１９５５年生まれ。歌人・作家・翻訳家・白百合女子大学人間総合部教授。歌集に『クラウド』、評論に『ファンタジーの魔法空間』（日本児童文学学会賞受賞）、訳書にO・R.・メリング『歌う石』など。

角田　光代 (カクタ ミツヨ)

1967年生まれ。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。著書に『対岸の彼女』（直木賞）、『八日目の？』（中央公論文芸賞）など。『源氏物語』の現代語訳で読売文学賞受賞。

多和田　葉子 (タワダ ヨウコ)

１９６０年生まれ。著書に『犬婿入り』（芥川賞）、『雪の練習生』（野間文芸賞）、『雲をつかむ話』（読売文学賞）、『献灯使』（全米図書賞）『地球にちりばめられて』『星に仄めかされて』など。

山本　昌代 (ヤマモト マサヨ)

1960年横浜生まれ。『応為坦坦録』で文藝賞受賞。95年『緑色の濁ったお茶あるいは幸福の散歩道』で第八回三島賞受賞。著書に『居酒屋ゆうれい』『緑色の濁ったお茶あるいは幸福の散歩道』『顔』など。

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