究極の耽美「純粋幻想小説集」
これぞ幻想小説の極み!
いっさいの制約から解き放たれた皆川博子の真骨頂が堪能できる至極の21編
単行本 46 ● 288ページ
ISBN:978-4-309-02231-4 ● Cコード:0093
発売日:2013.11.19
定価1,980円(本体1,800円)
×品切・重版未定
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「作家M・Mが常連の喫茶店に通う私が気付いた、この店の密やかな性戯とは?」(「影を買う店」)他、皆川博子、最大の「偏愛幻想/奇想」小説集!
著者コメント
「本書に収録されている作品は幻想、奇想——つまり私がもっとも偏愛する傾向のもの——がほとんどです。消えても仕方ないと思っていた、小さい野花のような、でも作者は気に入っている作品たち。
幻想を愛する読者の手にとどきますように」——皆川博子 -
影を買う店
使者
猫座流星群
陽はまた昇る
迷路
釘屋敷/水屋敷
沈鐘
柘榴
真珠
断章
こま
創世記(写真=谷淳志)
蜜猫
月蝕領彷徨
穴
夕陽が沈む
墓標
更紗眼鏡
魔王 遠い日の童話劇風に
青髭
連祷 清水邦夫&アントワーヌ・ヴィオロディーヌへのトリビュート
著者
皆川 博子 (ミナガワ ヒロコ)
1930年生まれ。『壁 旅芝居殺人事件』で日本推理作家協会賞、『恋紅』で直木賞、『死の泉』で吉川英治文学賞、『開かせていただき光栄です』で本格ミステリ大賞、『風配図』で紫式部文学賞を受賞。著書多数。
読者の声
「影を買う店」読了致しました。初出のばらばらで、一般受けはし難いかもしれない作品ばかりかもしれませんが、こうして刊行されたことファンとして非常に有難いです。津原泰水さんの「11」などとも同様に、これからも幻想文学の短編集を刊行して頂ければと存じます。 (raconter さん/29歳 男性)
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