河出書房新社
河出の本を探す
皆川 博子 (ミナガワ ヒロコ)
1930年生まれ。『壁 旅芝居殺人事件』で日本推理作家協会賞、『恋紅』で直木賞、『死の泉』で吉川英治文学賞、『開かせていただき光栄です』で本格ミステリ大賞、『風配図』で紫式部文学賞を受賞。著書多数。
11件中 1~11件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
日本文学
昨日の肉は今日の豆
皆川 博子 著 日下 三蔵 編
敗戦の喪失、感染症の混乱。反転する社会のなか、独り生き続ける人々が見つめるものは――。幻想、ミステリ、詩歌を自在に横断し、言葉と物語の極致へ。皆川博子最新短編集。
予価2,750円(本体2,500円)
※未刊
影を買う店
皆川 博子 著
「消えても仕方ないと思っていた、小さい野花のような、でも作者は気に入っている作品たち。幻想を愛する読者の手にとどきますように」――皆川博子鍾愛の幻想・奇想小説集。新装版。
定価2,750円(本体2,500円)
○在庫あり
風配図 WIND ROSE
12世紀。少女ヘルガは強いられた結婚から逃れ、交易商を志すが――バルト海交易で栄える三都市を舞台に、不条理と動乱の中、自らの道を求め生きる少女達を描く、皆川博子の新たな代表作!
定価2,398円(本体2,180円)
皆川博子随筆精華Ⅲ 書物の森の思い出
幼少期の追憶、戦禍の子供たちと『死の泉』のこと、歌舞伎あれこれ、週間日記に、執筆の秘密――自伝エッセイ、身辺雑記連載など68の名品を収録した、小説の女王の随筆集、待望の第三弾。
定価3,300円(本体3,000円)
皆川博子随筆精華Ⅱ 書物の森への招待
随筆精華第二弾は、単行本や文庫の解説・書評・推薦文など74篇を集成。ミステリから時代小説、幻想小説、美術書まで、小説の女王が読み解いた書物を一望できる、至高のブックガイド。
定価3,080円(本体2,800円)
皆川博子随筆精華 書物の森を旅して
創作への想い、海外取材旅行記、心惹かれる芝居や美術作品、そして敬愛する作家と影響を受けた物語のこと――小説の女王の偏愛と美学に満ちた精選随筆集。全て単行本未収録。
定価2,970円(本体2,700円)
文庫・新書
妖櫻記 上
時は室町。嘉吉の乱を発端に、南朝の血を引く少年・阿麻丸、赤松家の姫・桜姫、活傀儡・五琴に異形ら、死者生者が入り乱れ運命が動きだす。著者畢生の傑作長篇伝奇小説、復活!
定価1,320円(本体1,200円)
妖櫻記 下
阿麻丸と桜姫は京に近江に流転し、玉琴の遺児清玄は桜姫の髑髏を求める中、後南朝の二人の宮と神器をめぐって吉野に火の手が上がる……! 応仁の乱前夜を舞台に絢爛に繰り広げられる一大伝奇、完結篇。
定価1,430円(本体1,300円)
みだら英泉
文化文政期、美人画や枕絵で一世を風靡した絵師・渓斎英泉。彼が描いた婀娜で自堕落で哀しい女の影には三人の妹の存在があった――。爛熟の江戸を舞台に絡み合う絵師の業と妹たちの情念。幻の傑作、甦る。
定価814円(本体740円)
花闇
絶世の美貌と才気を兼ね備え、頽廃美で人気を博した稀代の女形、三代目澤村田之助。脱疽で四肢を失いながらも、近代化する劇界で江戸歌舞伎最後の花を咲かせた役者の芸と生涯を描く代表作、待望の復刊。
定価979円(本体890円)
「作家M・Mが常連の喫茶店に通う私が気付いた、この店の密やかな性戯とは?」(「影を買う店」)他、皆川博子、最大の「偏愛幻想/奇想」小説集!
定価1,980円(本体1,800円)
×品切・重版未定