ジャンル: 
  1. 日本文学 > 
  2. 随筆・紀行

単行本

タイロンゲンバノサッカタチ

対論 現場の作家たち

「新潮」元編集長は語る

前田 速夫

単行本 46 ● 244ページ
ISBN:978-4-309-03240-5 ● Cコード:0095
発売日:2025.11.20

定価2,860円(本体2,600円)

○在庫あり

  • 今、読んでおきたい、安部公房から上田岳弘に至る本物の作家たち24人を対にして論じることで、作家の問題意識が浮上する文学ガイド。「新潮」元編集長の眼識が光り、体験実話も豊富。

    はじめに    

    1 自由と拘束 安部公房vs三島由紀夫
    祖国を喪失して/起死回生のたくらみ/不滅の代表作/脱共同体か、伝統か

    2 弱者の抵抗 安岡章太郎vs遠藤周作    
    劣等感と羞恥/母の喪失/ぬくもりのある歴史/信と不信

    3 遅れて来た青年 開高健vs大江健三郎    
    目覚ましい初期作品/時代と切り結ぶ/ピークの仕事/作家の晩年

    4 原型回帰 古井由吉vs小川国夫    
    明晰と渾沌/作家の本領/〈あの人〉の言葉/死者の囁きに耳を澄ます

    5 よみがえる野性 中上健次vs津島佑子    
    新人を強く推し出した編集者の功績/場所の力/純文学作家のハードル/共同性のゆくえ

    6 グラウンド・ゼロ 村上龍vs村上春樹    
    W村上/圧倒的な筆力/地殻の大変動/新時代の表現者たち

    7 脱出と逃亡 島田雅彦vs高橋源一郎    
    僕は模造人間/失語症からの恢復/「郊外」の再発見/リミックスという方法

    8 見えないものを見る 佐伯一麦vs小川洋子    
    小説の生まれる場所/純文学への促し/物語の恵み/記憶の小舟

    9 ロック世代とパンク世代 保坂和志vs町田康    
    いま輝いている日常/だだけ者の行状/小説の現前性/世界を肯定する

    10 反時代であること 車谷長吉vs平野啓一郎    
    昭和生まれの明治育ち/狐が馬乗りになっとうが。/ポスト・モダン総崩れの中で/文学は新人の仕事にあらず

    11 母語の外へ リービ英雄vs多和田葉子    
    バイリンガル/越境する作家/手づくり言語/時空の果てで

    12 更新される時空 磯𥔎憲一郎vs上田岳弘    
    生きられる時間/尋常ではない創作意欲と熱量/語りの場所/小説の内部と外部、そして純文学の明日

    おわりに    
    平成・令和文学年表

著者

前田 速夫 (マエダ ハヤオ)

1944年生まれ。元「新潮」編集長。『余多歩き 菊池山哉の人と学問』で読売文学賞受賞。

この本の感想をお寄せください

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお気軽にお寄せください。
投稿された内容は、弊社ホームページや新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。恐縮ですが、必ずご記入をお願いいたします。
※こちらにお送り頂いたご質問やご要望などに関しましては、お返事することができません。
あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちら




 歳