- 受賞
- 朝日、読売、日経
単行本 46変形 ● 192ページ
ISBN:978-4-309-20671-4 ● Cコード:0097
発売日:2015.03.25
定価2,200円(本体2,000円)
×品切・重版未定
-
ポルトガルの独裁政権下で地下活動に関わり姿を消した女性イザベルをめぐる物語。リスボン、マカオ、スイスと舞台を移しつつ9人の証言者によって紡がれる謎の曼荼羅。
『インド夜想曲』『遠い水平線』の著者が遺した最後のミステリ
姿を消したひとりの女性の軌跡を辿りながら、語り部の現実と幻想の糸で織りなされる彩り豊かな曼荼羅の中を、私たちは旅をする。——ヤマザキマリ(漫画家)
著者
アントニオ・タブッキ (タブッキ,アントニオ)
1943年イタリア生まれ。現代イタリアを代表する作家。主な作品に『インド夜想曲』『遠い水平線』『レクイエム』『逆さまゲーム』(以上、白水社)、『時は老いをいそぐ』(河出書房新社)など。2012年没。
和田 忠彦 (ワダ タダヒコ)
1952年生まれ。東京外国語大学名誉教授。訳書に、エーコ『永遠のファシズム』『ウンベルト・エーコの世界文明講義』、カルヴィーノ『むずかしい愛』、タブッキ『時は老いをいそぐ』など多数。
この本の感想をお寄せください
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお気軽にお寄せください。
投稿された内容は、弊社ホームページや新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。恐縮ですが、必ずご記入をお願いいたします。
※こちらにお送り頂いたご質問やご要望などに関しましては、お返事することができません。
あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ