殺される人間に距離を感じたとき
その距離が3メートルであろうと数千キロであろうと
それは卑劣という名の距離である。
- 受賞
- アンテラリエ賞、フナック賞、朝日、産経、毎日 / 全国学校図書館協議会選定図書
単行本 46 ● 228ページ
ISBN:978-4-309-22539-5 ● Cコード:0022
発売日:2011.03.14
定価2,420円(本体2,200円)
×品切・重版未定
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ユダヤ人大虐殺の証人として映画「ショアー」にも登場したカルスキの苦悩を第1部・2部をノンフィクション、第3部をフィクションという独創的な手法で描く。
著者
ヤニック・エネル (エネル,ヤニック)
1967年フランスのレンヌ市生まれ。国立プリタネ軍学校出身。教師を経て1996年作家デビュー小説Cercle(2007)で十二月賞、ロジェ・ニミエ賞、本書でアンテラリエ賞受賞。
飛幡 祐規 (タカハタ ユウキ)
1956年、東京生まれ。1974年に渡仏、パリ第五大学で文化人類学、第三大学でタイ語、東南アジア文明を専攻。パリ在住。著書に、『ふだん着のパリ案内』『素顔のフランス通信』『つばめが一羽でプランタン?』など。訳書に、ユラール=ヴィタール『フランス六人組』、アンナ・ガヴァルダ『泣きたい気分』『ピエールとクロエ』、シャンタル・トマ『王妃に別れをつげて』など。
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