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民俗学者・宮本常一論
宮本常一の「学問」を追う初めての本格評論。

単行本

ミヤモトツネイチ

宮本常一

逸脱の民俗学者

岩田 重則

受賞
全国学校図書館協議会選定図書

単行本 46 ● 308ページ
ISBN:978-4-309-22600-2 ● Cコード:0039
発売日:2013.08.26

定価2,640円(本体2,400円)

×品切・重版未定

  • 宮本常一は、観察者の位置を踏み越え、とおりいっぺんの民俗学を乗り越え、独創的・横断的な「宮本総合学」の完成に向かった。その生涯の軌跡を追う、初めての学者宮本論。

  • 1 故郷周防大島からの出発
    ◎生活体験の客体化
    ◎調和と共同
    ◎生活体験の延長線上に

    2 逸脱の「民俗誌」学者
    ◎柳田民俗学と渋沢民具学の学習
    ◎地域「生活誌」学者としての出発
    ◎保守主義者としての完成

    3 創造的人文科学者の誕生
    ◎社会経済史学者としての再出発
    ◎保守主義者のかなしみ・疑問・批判
    ◎総合社会史学としての完成

著者

岩田 重則 (イワタ シゲノリ)

1961年生まれ。中央大学教授。民俗学者。著書に『「お墓」の誕生』『戦死者霊魂のゆくえ』など。

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