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単行本

クサカヲナゼクサカトヨムノカ

日下を、なぜクサカと読むのか

地名と古代語

筒井 功

単行本 46 ● 240ページ
ISBN:978-4-309-22921-8 ● Cコード:0021
発売日:2024.05.20

定価2,970円(本体2,700円)

△3週間~

  • 「日下」と書いて「クサカ」と読むことは知られている。ではなぜその漢字をあてるのか。そうした古代にまで遡られるとみられる言葉の謎を、地名のフィールド調査から解明する。

  • 目次
    第一章 「日下」と書いて、なぜ「くさか」と読むのか
    第二章 「笠置」は「日陰地」を意味していた
    第三章 『日本書紀』の「頰枕田(つらまきだ)」は円形の田を指す
    第四章 「鳥居」のトリとは境のことである
    第五章 卑弥呼のような女性のことを「大市(おおいち)」といった
    第六章 「国」は「山に囲まれた土地」のことだった
    第七章 「山中」と「中山」は同じか、違うか
    第八章 「ツマ(妻)」の原義は「そば」「へり」である
    第九章 「アオ」「イヤ」は葬地を指す言葉であった
    第十章 「賽の河原」とは、どんなところか

    その答は第一章に。ありふれた言葉の、忘れられた意味を追って。
    古地名の語源を、地形の状況から仮説を立て、例を広げ、
    実地調査と聞き取りで実証する。これはもう、
    地名解読の科学的アプローチへの旅路である。

著者

筒井 功 (ツツイ イサオ)

1944年生まれ。民俗研究家。 著書に『サンカの真実 三角寛の虚構』『葬儀の民俗学』『新・忘れられた日本人』『サンカの起源』『猿まわし 被差別の民俗学』など。

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