単行本 46変形 ● 416ページ
ISBN:978-4-309-23111-2 ● Cコード:0010
発売日:2022.03.29
定価3,740円(本体3,400円)
○在庫あり
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バタイユ読解を通じて、ニヒリズム/ペシミズムとしての〈哲学史〉を再構築し、人間を廃絶した先の世界を立ち上げる究極の無神論。加速主義の始まりを高らかに宣言する最も危険で過激な思想。
世界が崩壊した先に訪れるのは、
新たなる解放か、それとも際限なき隷属か?
「加速主義」はここから始まった――
バタイユ読解を通じて、ニヒリズム/ペシミズムとしての〈哲学史〉を再構築し、資本主義や人間が廃絶した先の世界を立ち上げる究極の無神論。ヒューマニズム/進歩主義/多文化主義/平等主義など近代の民主主義的なイデオロギーを根源から否定し、「加速主義」の始まりを高らかに宣言する、最も危険でダークな思想。 -
【目次】
序
第1章 「健全な哲学の死」
第2章 太陽の呪い
第3章 侵犯
第4章 復活祭 〔イースター〕
第5章 死せる神
第6章 妬みぶかい時間の激怒
第7章 牙を剝くヌーメノン(サイクサロンの情熱=受難〔パッション〕)
第8章 流動的身体(ミラーにかんする脱線)
第9章 人類の中絶=出来損ない〔アボーション〕
第10章 迷宮
第11章 結論なき交感
著者
ニック・ランド (ランド,ニック)
1962年、イギリス生まれ。90年代中頃に「サイバネティック文化研究ユニット(Cybernetic Culture Research Unit)」を設立。著書に『暗黒の啓蒙書』など。
五井 健太郎 (ゴイ ケンタロウ)
1984年生まれ。シュルレアリスム研究。訳書にマーク・フィッシャー『わが人生の幽霊たち:うつ病、憑在論、失われた未来』、ニック・ランド『暗黒の啓蒙書』など。
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