自立できる子を育てる「フランス流育児」の秘密は“言葉かけ”にあった！　実際にフランスの親（ママン・パパ）が使っている「魔法の言葉」を、著者が体験したエピソードとともに紹介。

フランス在住歴47年、

日本とフランスの両方で出産・育児を経験した

著者だから記せた、「フランス式子育て」の真髄！



本書は、フランス人のママ（ママン）やパパが、

子どもに向けて当たり前のように使っている言葉を集めた本である。

フランスの若者は、日本の若者と比べて「大人」であると思う。

10代でも、自分の考えをしっかり持ち、

目上の人に対しても、それを臆することなく主張する。

フランス人が、つねに自分に対して誇りと責任をもって

行動できるのはどうしてなのか？

それは小さい頃から、親からかけ続けられる言葉にヒントがある。


　
私は24歳で単身パリへ渡り、住み込みの子守（オペール）を経験、

その後、フランス人の夫との間で２人の子どもをもうけ、

日本とフランスの２つの国で子育てをしてきて、

そのことに身をもって気づかされた。――「はじめに」より



自立した、生きる力を持った大人にするコツは“言葉かけ”にあった！

本書では、子どもの人生をつくる「魔法の言葉」を、

著者の実体験にもとづく愛情あふれるエピソードとともに紹介！



01　あなたには関係ないことよ

11　それについてどう思う？

13　比較は何の理由にもならないもの

17　自分で選べるようにならないとね

22　危険なくしては何も手に入らないものよ

24　誰にでもあることよ

30　あなたの言うことが問題ではなくて、あなたの言い方が問題なのよ

32　私たちはみんな過ちを犯すものよ

34　太陽は、あらゆる人の上に輝くものよ

36　闇では、すべての猫はグレーになる

40　大人の話の邪魔はしないのよ

51　おなかより大きな目を持ってはいけませんよ

52　あなたを高く評価しているわよ

56　君はお月さんの中だね

59　それはそうね、でもあなたも悪いのかもしれない

60　人生には、喜びや良いことがたくさんあるのよ、それを味わわなくてはね

63　卵を割らずにオムレツはできないのよ

72　人生は美味しいところだけ食べるわけにはいかないのよ

74　すべて良ければ、良く終わるものよ

75　それが人生よ　……etc.