単行本

ネムリガモタラスキカイナデキゴト

眠りがもたらす奇怪な出来事

脳と心の深淵に迫る

ガイ・レシュジナー

高橋 洋

単行本 46 ● 360ページ
ISBN:978-4-309-25415-9 ● Cコード:0047
発売日:2020.08.27

定価2,640円(本体2,400円)

×品切・重版未定

  • 不眠症、ナルコレプシー(居眠り病)、夢遊病……。睡眠の病はなぜ起きるのか? 健康な睡眠には何が必要か? 睡眠の専門家が、にわかに信じがたい驚きの症例から、脳の深淵に迫る!

    「夜間には脳のスイッチがオフになっていると考えられがちだが、睡眠障害に苦しむ患者は、その逆が真であることを教えてくれる。夜間における脳の機能やその不全は、日中におけるそれらと同様に多様であり、まさに日常生活のあらゆる側面に影響を及ぼしうる」(本文より)。

     眠りながらのドライブや料理、無数の目玉に見つめられる幻覚……。睡眠医学のスペシャリストが、自ら治療に携わった数々の信じがたい臨床例を紹介する。人体の不思議なメカニズムをめぐる極上のドキュメント。

  • 【目次】
    はじめに
    第1章 グリニッジ標準時
    第2章 夜のしじまのなかで
    第3章 ディズニーは正しかった
    第4章 不平不満
    第5章 寝言を口走るバス運転手
    第6章 笑って崩れ落ちる
    第7章 ざわめくハチ
    第8章 喉もとをつかまれる
    第9章 宙に浮かぶ無数の目玉
    第10章 ジキル博士とハイド氏
    第11章 コーヒーの覚醒効果
    第12章 奇妙なおとぎ話
    第13章 インセプション
    第14章 睡眠剝奪
    おわりに 睡眠に関する一般論

    謝辞
    訳者あとがき
    補足
    用語集
    参考文献

著者

ガイ・レシュジナー (レシュジナー,G)

神経科医。イギリスのロンドン・ブリッジ病院、クロムウェル病院、ガイズ病院で勤務。さまざまな睡眠障害の症状に悩む患者を年間数百人診察している、睡眠医学のスペシャリスト。

高橋 洋 (タカハシ ヒロシ)

同志社大学文学部卒。IT企業勤務を経て翻訳家。N・ドイジ『脳はいかに治癒をもたらすか』、E・メイヤー『腸と脳』、L・F・バレット『情動はこうしてつくられる』など科学系の訳書多数。

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