単行本

クラシックノカクシン

クラシックの核心

バッハからグールドまで

片山 杜秀

受賞
全国学校図書館協議会選定図書

単行本 46 ● 200ページ
ISBN:978-4-309-27478-2 ● Cコード:0073
発売日:2014.03.13

定価1,980円(本体1,800円)

×品切・重版未定

  • クラシックでも、近現代の辺縁を偏愛してきたクラシック批評の異彩が、ついにモーツァルト、ショパン、ワーグナー、マーラー、フルトヴェングラー、カラヤン、クライバーらの魅力を語る!

  • 1、バッハ 精緻な平等という夢の担い手
    2、モーツァルト 寄る辺なき不安からの疾走
    3、ショパン メロドラマと゛遠距離思慕゛
    4、ワーグナー フォルクからの世界統合
    5、マーラー 童謡・音響・カオス
    6、フルトヴェングラー ディオニュソスの加速と減速
    7、カラヤン サウンドの覇権主義
    8、カルロス・クライバー 生動する無
    9、グレン・グールド 線の変容
    あとがき

著者

片山 杜秀 (カタヤマ モリヒデ)

1963年、宮城県生まれ。思想史家。慶應義塾大学法学部教授。専攻は近代政治思想史、政治文化論。音楽評論家としても活躍。『音盤考現学』『未完のファシズム』『近代日本の右翼思想』など。

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