河出文庫 み24-1

カガクシャノラクエンヲツクッタオトコ

「科学者の楽園」をつくった男

大河内正敏と理化学研究所

宮田 親平

河出文庫 文庫 ● 416ページ
ISBN:978-4-309-41294-8 ● Cコード:0140
発売日:2014.05.08

定価1,100円(本体1,000円)

○在庫あり

  • 所長大河内正敏の型破りな采配のもと、仁科芳雄、朝永振一郎、寺田寅彦ら傑出した才能が集い、「科学者の自由な楽園」と呼ばれた理化学研究所。その栄光と苦難の道のりを描き上げる傑作ノンフィクション。

  • 1 ロンドンの邂逅
    2 国民研究所を
    3 危機
    4 「明治天皇のお膝」
    5 合成酒の匂い
    6 理研の三太郎
    7 ねえ君、不思議とは思いませんか?
    8 理研コンツェルン
    9 科学者の自由な楽園
    10 殿様と少年
    11 ケンカ太郎
    12 ニ号研究
    13 カタストロフ
    14 原子力とペニシリン
    15 大輪の花

    文庫版あとがき
    解説「科学研究の現場はどうあるべきだろう?」池内了

著者

宮田 親平 (ミヤタ シンペイ)

1931年東京生まれ。医・科学ジャーナリスト。「週刊文春」編集長等を経て、フリー。著書に『毒ガス開発の父ハーバー』(科学ジャーナリスト大賞)、『毒ガスと科学者』など。

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