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河出文庫 文庫 ● 360ページ
ISBN:978-4-309-41957-2 ● Cコード:0195
発売日:2023.04.06
定価979円(本体890円)
○在庫あり
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徳田秋聲、石川啄木、林芙美子、田山花袋、中島敦など日本文学史に名を残す文豪が書いた「変な旅」を集めたアンソロジー。旅には不思議がつきもの、ミステリー感漂う異色の9篇を収録。
【目次】
「夜航船」 徳田秋聲
「天鵞絨」 石川啄木
「温泉宿」 林芙美子
「島からの帰途」 田山花袋
「幻影の都市」 室生犀星
「二人の青木愛三郎」 宇野浩二
「エトランジェ」 堀辰雄
「虎狩」 中島敦
「猫町」 萩原朔太郎
(カバーイラスト:樋口モエ)
読者の声
静岡県浜松市のタウン情報誌『浜松百撰』5月号で紹介されているのを読んで購入しましたが、私の好みの作品ばかりで、現在、とても楽しく読んでいるところです。特に気に入ったのは「温泉宿」(林芙美子)、「エトランジェ」(堀辰雄)、「猫町」(萩原朔太郎)の3作で、どの短編にも、一度読んだら忘れられないコクがあります。「猫町」の主人公は、どんな旅にも興味とロマンスを無くしてしまった人物で、私も同じようなものですが、まだまだ、「読書という旅」は、私にロマンへの憧れを抱かせてくれるようです。私の好みの小説、それは、私に摩訶不思議な世界を覗かせてくれる物語です。 (時かけファン さん/62歳 男性)
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