河出文庫 テ1-6

ヴィオルヌノハンザイ

ヴィオルヌの犯罪

マルグリット・デュラス

田中 倫郎

河出文庫 ● 248ページ
ISBN:978-4-309-46146-5 ● Cコード:0197
発売日:1996.01.04

定価908円(本体825円)

×品切・重版未定

  • さまざまな貨車の中から発見された、一人の女性のバラバラ死体。すべての列車は同一地点――ヴィオルヌ陸橋を通過していた……。デュラスが実際の事件に取材し、十年の歳月をかけて結実させた凄絶な物語。

著者

マルグリット・デュラス (デュラス,M)

1914-1996 仏領インドシナに生れる。今世紀最大の女流作家。『愛人 ラマン』でフランスで最も権威のある文学賞のひとつであるゴンクール賞を受賞。『モデラート・カンタービレ』等、多くの傑作を残した。

田中 倫郎 (タナカ ミチオ)

1930年、広島県生まれ。東京大学文学部美学科卒業。訳書に、デュラス『モデラート・カンタービレ』『インディア・ソング』、ヴィルコンドレほか『デュラス[愛の生涯]』、フェルミーヌ『蜜蜂職人』など。

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