河出書房新社
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文庫・新書
イデオロギーの崇高な対象
スラヴォイ・ジジェク 著 鈴木 晶 訳
現代思想界の奇才による、実質的に最初の書物にして主著。難解で知られるラカン理論の可能性を根源から押し広げてみせ、全世界に衝撃を与えた驚異の書。新装版。
予価1,650円(本体1,500円)
※未刊
ジャンキー
ウィリアム・S・バロウズ 著 鮎川 信夫 訳
『裸のランチ』によって驚異的な反響を巻き起こしたバロウズのデビュー作。ジャンキー=麻薬中毒者だった著者がその体験を赤裸々に告白した自伝的小説。改訳・新組版。
予価1,320円(本体1,200円)
問題だらけの女性たち
ジャッキー・フレミング 著 松田 青子 訳
女の脳は小さい? 女が考えると生殖器がダメになる!? 笑うに笑えない19世紀ヴィクトリア朝の「大問題」な女性観を、痛快なユーモアと皮肉で描いたイギリス発傑作風刺絵本!
定価990円(本体900円)
○在庫あり
孤独の科学 なぜ寂しくなるのか なぜつながりを求めるのか
ジョン・T・カシオポ/ウィリアム・パトリック 著 柴田 裕之 訳
人間とは「つながり」を求める動物である。脳と心のしくみから、進化のプロセス、病との関係、社会・経済的背景、対処法まで、現代人が知っておきたい孤独感のすべて。ロングセラーの新装版
定価1,650円(本体1,500円)
△3週間~
クィア
ウィリアム・S・バロウズ 著 山形 浩生/柳下 毅一郎 訳
麻薬中毒者リーは「触れあい」を求めて近づいた青年アラートンとともに南米へと旅に出る……笑いにまみれた孤独と喪失感、デビュー直後に執筆されながら長らく封印されてきた告白的純愛小説。
定価1,100円(本体1,000円)
誰でもない
ファン・ジョンウン 著 斎藤 真理子 訳
恋人をなくした老婦人、閉ざされた未来を前に生き延びようとする若者……。ハン・ガン以後最も注目される韓国作家が描き出す、現代を生きる私たちの日常という祈り。
定価1,298円(本体1,180円)
哲学の教科書 ドゥルーズ初期
ジル・ドゥルーズ 編著 加賀野井 秀一 訳注
高校教師だったドゥルーズが教科書として編んだ、全66編の哲学アンソロジー『本能と制度』ほか、幻の名著を詳細な訳注によって解説し、ドゥルーズの思考の原点を明らかにする。新装版。
定価1,210円(本体1,100円)
塵よりよみがえり
レイ・ブラッドベリ 著 中村 融 訳
万聖節前夜、十月屋敷では魔の一族の集会がはじまる! ミイラ、魔女、翼の生えた男……。巨匠が五十五年をかけて紡いだ、奇妙で切ない物語。新装版。口絵:チャールズ・アダムス「集会」。
シャーロック・ホームズ全集【全9巻】
シャーロック・ホームズ全集【全9巻】セット
アーサー・コナン・ドイル 著 小林 司/東山 あかね 訳
【美麗セットケース入り】権威あるオックスフォード大学版の注・解説に加え、初版本イラストを全点復刻収録した決定版!日本を代表するシャーロッキアンの名訳による全集の文庫版。
定価10,439円(本体9,490円)
トム・ゴードンに恋した少女
スティーヴン・キング 著 池田 真紀子 訳
ハイキング中に家族とはぐれた9歳の少女。「何か」が潜む森の中、一人で歩き続けるも、やがて食糧は尽き――。過酷な状況で懸命に生き抜こうとする姿を描いた壮絶なサバイバル小説が、全面改稿で甦る!
詩人と女たち
チャールズ・ブコウスキー 著 中川 五郎 訳
50歳の作家の元に、次々と女性が現れる。激情のリディア、素敵なディー・ディー、美しいキャサリン……。酒場と競馬場と朗読会を巡り、彼女たちとベッドを共にする。偉大なアウトローの最高傑作。
くそったれ! 少年時代
1930年代のロサンジェルスを舞台に、父との対立、母への屈折した思い、性の目覚め、少年たちとの抗争と友情など、ドイツ生まれの主人公が時代や社会へ違和感を抱きつつ成長していく自伝的物語の傑作。
定価1,430円(本体1,300円)
死をポケットに入れて
チャールズ・ブコウスキー 著 ロバート・クラム 画 中川 五郎 訳
「わたしは死を左のポケットに入れて持ち歩いている」。書いて書いて、飲んで、競馬場に入り浸る。日常を手がかりに、生と死、詩と小説、職業と貧乏などの鋭い思考を晩年に綴った散文集。
猫のパジャマ
猫を拾った男女をめぐる極上のラブストーリー「猫のパジャマ」、初期の名作「さなぎ」ほか、人生のほろ苦い驚きが詰まった珠玉の作品集。絶筆となったエッセイ「連れて帰ってくれ」を特別収録。新装版。
心 日本の内面生活がこだまする暗示的諸編
小泉 八雲 著 平川 祐弘 訳
明治日本に永住し、日本の文化を世界へ発信したラフカディオ・ハーン=小泉八雲。「停車場にて」「ある保守主義者」他、珠玉のエッセイ・評論15編を収めた、日本解釈者ハーンの代表作。
理由のない場所
イーユン・リー 著 篠森 ゆりこ 訳
母親の「私」と自殺してまもない16歳の息子との会話で進められる物語。著者の実体験をもとに書かれた本書からは、母親の深い悲しみが伝わり、強く心を打つ。他に類をみない秀逸な一冊。
勝手に生きろ!
チャールズ・ブコウスキー 著 都甲 幸治 訳
1940年代アメリカ。チナスキーは職を転々としながら全米を放浪する。過酷な労働と嘘で塗り固められた社会。つらい日常の唯一の救いはユーモアと酒と「書くこと」だった。映画化。
定価1,045円(本体950円)
結ぼれ
R・D・レイン 著 村上 光彦 訳
結ぼれ、絡みあい、こんがらがり、袋小路、支離滅裂、堂々めぐり、きずな──異才の精神科医が詩の言葉として書きつけた、人間を束縛する関係性の模様。「詩人」レインの原点たる寓話性に満ちた伝説の書。
定価891円(本体810円)
とうに夜半を過ぎて
レイ・ブラッドベリ 著 小笠原 豊樹 訳
死体を乗せ走る救急車のなかで交わされる会話の戦慄、チョコレート中毒の男が神父に語る懺悔、子供時代のいじめっ子を殺そうと思い立ち故郷に帰った中年男。SFの詩人が贈るとっておきの二十二篇。新装版
怪談・骨董
「耳なし芳一の話」「雪女」など、日本に伝わる伝説や怪談を文学として再話した傑作群を収める、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の二大作品集『怪談』『骨董』を、ハーン研究の第一人者が個人完訳。