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河出文庫 ● 512ページ
ISBN:978-4-309-46311-7 ● Cコード:0198
発売日:2008.11.06
定価1,078円(本体980円)
△3週間~
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一三〇〇年春、人生の道の半ば、三十五歳のダンテは古代ローマの大詩人ウェルギリウスの導きをえて、地獄・煉獄・天国をめぐる旅に出る……絢爛たるイメージに満ちた、世界文学の最高傑作。全三巻。
著者
ダンテ (ダンテ)
1265年、フィレンツェ生まれ。西洋文学最大の詩人。政治活動に深くかかわり、1302年、政変に巻き込まれ祖国より永久追放され、以後、放浪の生活を送る。その間に、不滅の大古典『神曲』を完成。1321年没。著書に、『新生』『俗語論』『饗宴』 『帝政論』他。
平川 祐弘 (ヒラカワ スケヒロ)
1931年、東京生まれ。東京大学名誉教授。比較文化史家。著書に、『和魂洋才の系譜』『ダンテ「神曲」講義』他。訳書に、ダンテ『神曲』『新生』、ボッカッチョ『デカメロン』、小泉八雲『骨董・怪談』他。
読者の声
ダンテ「神曲」にはこれが初めての挑戦でしたが、難解そうだなという先入観を裏腹に、平易な口語訳と解説に助けられて意外にスラスラ読めました。ギュスターヴ・ドレの版画も地獄の風景を想像するのに大いに参考になります。
煉獄、天国篇も刊行とのことで、今からとても楽しみにしています。
(間久部緑郎 さん/24歳 男性)
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