単行本 46 ● 288ページ
ISBN:978-4-309-61748-0 ● Cコード:0345
発売日:2023.02.22
定価1,562円(本体1,420円)
○在庫あり
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身近なスズメ、チョウ、アザラシ、霊長類から新種の生物、深海の鯨骨生物群集まで…「もっと知りたい」をエネルギーに飛び回る15人が、奇想天外な日常と研究の魅力を綴ったアンソロジー。
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はじめに
◆Chapter1:にわかに信じがたいけれど…。
・海底にミステリーサークルをつくるフグの謎……川瀬裕司(千葉県立中央博物館分館 海の博物館主任上席研究員)
・「骨」までしゃぶり尽くして紡がれる命……ロバート・ジェンキンズ(古生物学者/地球生物学者)
・西之島の不毛の大地に、いつか花咲き鳥が舞う……川上和人(鳥類学者/森林総合研究所)
◆Chapter2:すべては生き残るために
・奇妙な泳ぎ方には意味がある……渡辺佑基(海洋生物学者)
・イカ・タコ・アドベンチャー……池田 譲(琉球大学教授)
・小さな植物プランクトンの大いなる可能性……遠藤 寿(京都大学准教授)
◆Chapter3:どんな風に、世界を捉えているんだろう?
・チンパンジーに音楽の起源を探る……服部裕子(京都大学ヒト行動進化研究センター)
・魚も鏡の姿を自分とわかる……幸田正典(大阪公立大学)
・チョウはどのように相手を見ているのか?……竹内 剛(大阪公立大学研究員)
◆Chapter4:生態が謎すぎます…。
・サムライ・スネイルの作法……千葉 聡(進化生物学者)
・新種発見の旅……岡西政典(分類学者)
・海に棲む哺乳類の不思議や魅力、そして紡ぐメッセージ……田島木綿子(海獣学者/国立科学博物館)
◆Chapter5:ヒトのことも、見えてくる
・イルカは賢いか……村山 司(東海大学海洋学部教授)
・日常にある灯……三上 修(鳥類学者)
・「ヒトとは何か」を探る動物研究……山本真也(京都大学高等研究院准教授)
Spin-off コラム
Q1:研究テーマとしている生きもの以外で、一番気になる生きものは何ですか?
Q2:生きものの研究をしたことで、人間を見る目や付き合い方は変わりましたか?
Q3:研究の合間の気分転換は何をしていますか?
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