単行本 46 ● 288ページ
ISBN:978-4-309-61770-1 ● Cコード:0336
発売日:2024.11.27
定価1,793円(本体1,630円)
○在庫あり
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身近で体験した疑問や不条理は、どのようにして政治的な問いに変え、どのようにして具体的なアクションができるのだろう? 先輩たちの活動から学ぶ新しい政治活動の手引書。
「それ、おかしくない?」と思ったら……。
社会を変えるため、声をあげることをもっと当たり前にしたい!
平均年齢19歳(執筆時)の著者たちが伝えたいことを知る。
「環境・平和・民主主義・ジェンダー・グローバル化・人権・校則・若者の貧困と孤独」
さまざまな社会課題に取り組む若手アクティビスト22人による、
同世代や次世代のための、今までにまったくなかった新しい本。
声を上げるのに年齢も性別も国籍も関係ない!
まずは小さな一歩から、社会運動を始めよう! -
目次
▼CHAPTER1 私たちの地球って大丈夫?――環境問題
【気候危機・石炭火力発電所建設支援反対】
角谷樹環「私にとっての声を上げるということ」
【気候危機・化石燃料融資会社への抗議】
足立心愛「Big Polluters(大規模汚染者)、日本企業との闘い」
【気候危機の構造的問題】
山本大貴「気候危機の「解決」を模索しながら声を上げる
【ヴィーガン給食導入】
Green Akari「私の闘い アトピーの克服と新しい出会い、発見」
【神宮外苑再開発見直し】
楠本夏花「仲間と一緒にゆっくり社会を変えていく」
▼CHAPTER2 安心して暮らせる国にするには?――平和と民主主義
【ロシアウクライナ侵攻・核兵器廃絶】
田原ちひろ「平和のともし火を消さない」
【核兵器廃絶】
中村涼香「反核運動とデザイン」
【選挙ボランティア】
あーにゃ「今のままでは民主主義が不安定なまま……」
▼CHAPTER3 性の不平等をなくすには?――ジェンダー問題
【性的同意の周知】
夏目花「性被害に遭って初めて気づいたこと」
【フェミニズム】
中村京香「〝性〟という概念の輪郭を捉えることを拒むこの世界で」
【LGBTQ+ セクシャルマイノリティのメンタルヘルス】
日野原楓「セクシャリティの問題は個人ではなく社会全体の問題」
▼CHAPTER4 日本で暮らす多様な人々と共に歩む未来って?――グローバル化と人権
【入管問題・難民支援】
宮島ヨハナ「デモを起こして得た気づき」
【多様なルーツを持つ人たちへの差別問題】
三浦アーク「『ミックスルーツ』の私が日本で暮らすこと」
▼CHAPTER5 私たちの学校を変えるためには?――校則・教育改革
【学校の自由を守る】
中村眞大「校則のない学校で起きた「北園現代史」という抵抗」
【頭髪指導】
安達晴野「校則問題は「人権」と「民主主義」の問題」
【対話的な校則見直し】
塩川遥香「時代にピントを合わせろ」
【校則問題と社会】
渡邉すみれ「小さな声が社会を変えていく」
【学校での対話と民主主義】
林樟太朗「森で学んだ対話と民主主義のこと」
【教育制度と学校内での政治活動】
白坂里彩「『頭が良い』って何? 憧れの進学校から、日本の教育制度を疑った」
【大学入試の英語民間試験導入問題】
丹野健/Chris Fotos「揺らし、揺さぶり、揺るがす『ことば』」
▼CHAPTER6 誰もが安心して生活できる社会って?――若者の貧困
【高等教育無償化】
奥田木の実「FREEの活動を通して私が考えたこと」
【子ども食堂】
カわニしみつハ「私は多くの人々に支えられて生きている」
著者
中村 眞大 (ナカムラ マサヒロ)
2002年、東京都生まれ。ライター、映像ディレクター、NPO法人「School Liberty Network」共同代表。高校在学中に映画「北園現代史」を製作。
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