河出書房新社
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蓮實 重彦 (ハスミ シゲヒコ)
1936年東京生まれ。映画・文芸批評から創作まで幅広く活躍。85年雑誌『リュミエール』創刊編集長。77年『反=日本語論』で読売文学賞、2016年『伯爵夫人』で三島由紀夫賞など受賞多数。
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芸術・芸能
アメリカから遠く離れて
瀬川 昌久/蓮實 重彦 著
戦前から豊饒なるアメリカ=世界の映画・音楽を浴びるように育ったジャズ評論家と、その後輩の批評家が、少年期から現代に至る互いの文化体験を語りあう、贅沢極まる対談集。
定価2,640円(本体2,400円)
○在庫あり
日本文学
陥没地帯/オペラ・オペラシオネル
蓮實 重彦 著
三島賞受賞の『伯爵夫人』に先立つ小説作品二編を集成。伝説の雑誌「エピステーメー」の終巻をかざった幻の傑作「陥没地帯」、官能の気配にみちた「オペラ・オペラシオネル」をおさめる。
定価2,420円(本体2,200円)
×品切・重版未定
魅せられて 作家論集
この10年以上にわたる文学的営為の中から、単行本未収録の作家論を集成。一葉、漱石から大岡昇平、後藤明生、そして阿部和重まで。谷崎潤一郎論の書き下ろしをふくむ必読の一冊。
映画狂人最後に笑う
蓮實重彦のライフワーク<映画狂人>シリーズの第10巻。単行本化をまぬがれた超貴重な映画エッセイの集大成。最近ではペドロ・コスタ、イオセリアーニまで。ロング語り下ろし付き。
定価2,200円(本体2,000円)
映画狂人万事快調
映画狂人の未収録映画批評が! 名作『シネマの煽動装置』刊行以後の同テーマ連載約20回分、『映画に目が眩んで』からこぼれた同連載のエッセイなど、珠玉の掘り出しものを満載した第9弾!
哲学・思想・宗教
「知」的放蕩論序説
東大総長をやめた蓮實重彦がスガ秀実、渡部直己ら最良の聞き手を前に大学、思想、映画などの現在と未来を縦横に語った痛快無比・話題騒然の「読書人」連続インタビューを一冊に集成。
定価1,760円(本体1,600円)
映画狂人のあの人に会いたい
映画狂人が、ジョセフ・ロージー、坂本龍一、若尾文子、テオ・アンゲロプロス、長塚京三、塩田明彦といった多士済々の映画人を相手に、映画の舞台裏を鋭く探り出す。シリーズ第8弾。
映画狂人シネマの煽動装置
いろいろな場面で「映画的退廃」が進行している――それは、個々の映画の一つ一つの画面に素直に真摯に向き合わないことから来るものだ!という視点に貫かれた、幻の80年代映画論復刊。
映画狂人シネマ事典
〈映画狂人〉シリーズ第6弾。独自な映画小事典を中心に、学生時代の映画評「映画とモンタン」など貴重品揃い。あの幻の「はすみ庵日記」も。自筆年譜付。ハスミ・ワールド満載の虎の巻。
映画狂人、小津の余白に
〈映画狂人〉シリーズ第5弾。名著『監督小津安二郎』後の様々な小津論をすべて収録。さらに珍しいポルノ映画の擁護をしつつ、所謂「名画」を批判する日本映画論をまとめる。
映画狂人、語る。
好評の<映画狂人>シリーズ第4弾は、いずれ劣らぬシネフィルとのトーク集。昔の話から今の話まで舌技が冴え渡る。総長の盃を返し、みなさん、お世話になりました。
文庫・新書
シネマの快楽
蓮實 重彦/武満 徹 著
ゴダール、タルコフスキー、シュミット、エリセ……名作の数々をめぐって映画の達人どうしが繰り広げる、愛と本音の名トーク集。映画音楽の話や架空連続上映会構想などなど、まさにシネマの快楽満載!
定価836円(本体760円)
帰ってきた映画狂人
<映画狂人>シリーズ第3弾は、講演とインタビューを受けたもの。約20年に及ぶ様々な長~い話。絶妙の話芸。フォード映画の白い帽子で映画開眼した話から、ソクーロフ、武、青山真治まで。圧巻!
映画狂人、神出鬼没
『映画狂人日記』に続く蓮實総長の映画本。70年代の劇場公開パンフレットに書かれた文章を中心に、映画を擁護する愛情溢れる映画惹句術に貫かれた一冊。珍しい“名画”解説も必見!
映画狂人日記
総長襲名後初めての、待望久しい90年代映画エッセイ。学部長・副学長の多忙期に、寸暇を惜しんで映画を見、映画祭を仕掛けてきたドキュメントでもある。ここに登場する映画は必見!必読!
文学批判序説 小説論=批評論
定価939円(本体854円)
フーコー・ドゥルーズ・デリダ
七○年代中期にあって三大思想家の代表作を、驚くべき力わざで読み解いた、先駆的であると同時にいまだ比肩する書のない歴史的名著。その後の思想・文学は、本書を抜きにしては語ることはできない。
定価683円(本体621円)
陥没地帯
定価470円(本体427円)
オペラ・オペラシオネル
最後の任務についた老諜報員の前にあらわれたなぞの女・その時甦る大戦の記憶――冒頭の一行から読む者もめくるめく迷宮へさそい込む驚くべき小説の冒険。
定価1,282円(本体1,165円)
小説から遠く離れて
龍、春樹、井上ひさし、丸谷、大江、中上ら八○年代以降の代表的な小説に、説話論的な還元を施すなかから、小説の擁護をうちだし、九○年代の文学シーンに決定的な影響を与えた、画期的な長編評論。
定価790円(本体718円)