河出書房新社
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高橋 和巳 (タカハシ カズミ)
1931年生まれ。1971年に39歳で早逝。短期間に膨大な名作を遺した天才的小説家。中国文学者。『悲の器』で第1回文藝賞受賞。著書に『憂鬱なる党派』『邪宗門』『日本の悪霊』『わが解体』ほか多数。
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文庫・新書
我が心は石にあらず
高橋 和巳 著
会社のエリートで組合のリーダーだが、一方で妻子ある身で不毛な愛を続ける信藤。運動が緊迫するなか、女が妊娠し……高度経済成長と政治の時代のなか、志の可能性を問う高橋文学の金字塔!
定価1,320円(本体1,200円)
○在庫あり
日本の悪霊
特攻隊の生き残りの刑事・落合は、強盗容疑者・村瀬を調べ始める。八年前の火炎瓶闘争にもかかわった村瀬の過去を探る刑事の胸に、いつしか奇妙な共感が……〝罪と罰〟の根源を問う、代表長篇!
定価1,540円(本体1,400円)
わが解体
早逝した天才作家が、全共闘運動と自己の在り方を“わが内なる告発”として追求した最後の長編エッセイ、母の祈りにみちた死にいたる闘病の記など、“思想的遺書”とも言うべき一冊。赤坂真理氏推薦。
定価1,012円(本体920円)
△3週間~
悲の器
31歳で現れ、39歳で早逝した天才作家による衝撃のデビュー作。法学部教授の孤立と破滅に迫る戦後文学の金字塔。亀山郁夫氏絶賛!
定価1,430円(本体1,300円)
憂鬱なる党派 上
内田樹氏、小池真理子氏推薦。三十九歳で早逝した天才作家のあの名作がついに甦る……大学を出て七年、西村は、かつて革命の理念のもと激動の日々をともにした旧友たちを訪ねる。全読書人に贈る必読書!
憂鬱なる党派 下
内田樹氏、小池真理子氏推薦。三十九歳で早逝した天才作家の代表的巨篇がついに甦る……革命の理念のもと、激動の時代を生きた彼らの青春とはなんだったのか? 永遠の名作が待望の復刊!
邪宗門 上
戦時下の弾圧で壊滅し、戦後復活し急進化した“教団”。その興亡を壮大なスケールで描く、三十九歳で早逝した天才作家による伝説の巨篇。今もあまたの読書人が絶賛する永遠の“必読書”!
邪宗門 下
定価924円(本体840円)
×品切・重版未定
定価1,287円(本体1,170円)
定価1,175円(本体1,068円)
逸脱の論理
定価1,014円(本体922円)
李商隠
定価939円(本体854円)
さわやかな朝がゆの味
著者の人間としての思想原理を表明した「孤立無援の思想」などの主要評論と、自らの生い立ち、戦時下の少年期、激動の青春時代、日々の思いを綴ったエッセイを一巻に精選。人間高橋和巳のエッセンス!
定価855円(本体777円)
捨子物語
太平洋戦争末期、空襲で破壊されて行く大阪を舞台に、複雑に入り組んだ家族環境の下で育つ少年を描いて、死の淵を歩む自らの生の根源に降り立った処女長篇小説。著者の全てが凝縮された青春の金字塔!
森の王様
元特攻隊員と老右翼理論家の対峙を通して、“死の哲学”を究明した衝撃作「散華」を中心に、初期詩篇、初期小説、習作、未完小説など高橋文学の原点を明かす作品を集成した、愛読者必読の異色篇。
一九六二年、第一回文藝賞に輝いたデビュー作。家政婦とのスキャンダルにより破滅して行く大学教授の姿を通して、知識人の矛盾を描き切った長篇傑作。
定価1,282円(本体1,165円)
高橋 和巳
定価374円(本体340円)