河出書房新社
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シュミット村木 眞寿美 (シュミットムラキ マスミ)
早稲田大学文学部大学院芸術科卒業。1969年よりドイツ・ミュンヘン在住。著書は『「花・ベルツ」への旅』(講談社)、『クーデンホーフ光子の手記』『五月の寺山修司』『もう、神風は吹かない』(以上、小社刊)、訳書は『ヒットラーをめぐる女性達』(三修社)他。98年日本ベルツ賞受賞。
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歴史・地理・民俗
ルードヴィヒ二世の生涯 生い立ちの謎から死の真相へ
シュミット村木 眞寿美 著
没後125年、侍医を殺して自殺した狂王と言われてきたバイエルンの美しき王の評価が大きく変わってきた。他殺説を軸に陰謀渦巻く歴史の中で封印されてきた悲劇の王の生と死の真実を解く!
定価2,420円(本体2,200円)
×品切・重版未定
文庫・新書
クーデンホーフ光子の手記
シュミット村木 眞寿美 編訳
定価803円(本体730円)
ミツコと七人の子供たち
黒い瞳の伯爵夫人、パン・ヨーロッパの母と称されるクーデンホーフ光子。東京の町娘がいかにして伯爵家に嫁いだか、両大戦の激動の歴史に翻弄されながらどのように七人の子を育てたか、波乱の生涯を追う。
○在庫あり
ノンフィクション
左手のピアニスト ゲザ・ズィチから舘野泉へ
ヨーロッパではバッハの時代から左手のピアノのための曲が存在する。本書に登場するゲザ・ズィチ、そしてヴィトゲンシュタイン、舘野泉も、障害を越え奇跡的な演奏をするピアニストだ。
定価2,200円(本体2,000円)
もう、神風は吹かない 「特攻」の半世紀を追って
戦後60年、特攻隊生き残りの人々の生涯もその時代の記憶も、遠くなりつつある。ドイツ在住の著者が、多くの元特攻兵と関係者に取材をし、その現在から見た意味をあぶり出した鮮烈なドキュメント。
定価1,980円(本体1,800円)
日本文学
五月の寺山修司
寺山修司の知られざる生涯の一面を鮮烈に描いた感動的な評伝。学生の時の突然の出会いから1972年の劇的な別れまで、ヨーロッパの激動の時代を背景にたどる透明な思慕の情と深い悔恨の記録。
定価1,760円(本体1,600円)
レイモンさんのハムはボヘミアの味
大正11年、雪の函館港、私は家族と家を捨て、あの人の故郷ボヘミアへ旅立った――ボヘミア人の夫に従い戦乱のヨーロッパを経巡った明治の女・勝田コウの数奇な物語を描く感動の人間ドラマ。
シュミット村木 眞寿美
明治25年ボヘミア貴族と結婚し、数奇な人生をおくった光子が遺した感動的な手記。当時の旅と風俗が鮮やかに甦る。夫を語る光子の言葉は、明治女性の心意気とたおやかさに溢れている。
定価2,860円(本体2,600円)