河出書房新社
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ロレンス・ダレル (ダレル,ロレンス)
1912~1990。イギリス系植民者の息子としてインドに生まれ、イギリスで育つ。小説『黒い本』『アレクサンドリア四重奏』『アヴィニョン五重奏』、紀行『苦いレモン』、詩集『私だけの国』他。
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外国文学
アヴィニョン五重奏【全5巻】
アヴィニョン五重奏【全5巻】
ロレンス・ダレル 著 藤井 光 訳
定価14,850円(本体13,500円)
×品切・重版未定
アヴィニョン五重奏V クインクス あるいは暴かれる秘密
これまでの登場人物が宿命の町アヴィニョンで一堂に会す。戦争の混乱を生き延びた彼らのその後は、そしてテンプル騎士団の財宝の行方は? 過去4巻からのエコーが鳴り響く圧巻の最終章。
定価2,860円(本体2,600円)
アヴィニョン五重奏IV セバスチャン あるいは情熱の争い
医師コンスタンスへの愛と、帰依するグノーシス主義の掟との間で引き裂かれるセバスチャン。彼の苦悩を軸に、死の儀式を告げる手紙、迫り来る殺人者など、スリリングなストーリーが展開。
アヴィニョン五重奏III コンスタンス あるいは孤独な務め
ナチス占領下のアヴィニョンの惨状を克明に描き出し、ブッカー賞最終候補となった傑作。美貌の精神科医を中心に多くの死と多くの愛が交錯する、全5巻中最も読み応えのある巻。
定価3,520円(本体3,200円)
アヴィニョン五重奏II リヴィア あるいは生きながら埋められて
名著『アレクサンドリア四重奏』につづく5部作の第2巻。ナチズムの台頭と近づきつつある戦争が時代に暗い影を落とすなか、作家ブランフォードがたどる若き日の淡く苦い愛の思い出。
アヴィニョン五重奏I ムッシュー あるいは闇の君主
『ユリシーズ』に始まるモダニズム文学最後の超大作全5巻が遂に刊行開始。南仏プロヴァンスの都市を舞台に、友の自殺をきっかけとして謎が謎を呼ぶ壮大な物語の迷宮が幕を開ける。
定価2,750円(本体2,500円)
アレクサンドリア四重奏【全4巻】
アレクサンドリア四重奏 IV クレア
ロレンス・ダレル 著 高松 雄一 訳
時は経過し、今は戦争の最中にあるアレクサンドリア。そこではすべての人間関係が大きく変わっていた。過去に沈んだはずの多くの事柄が驚くべき真実を携えて浮かび上がる、衝撃の最終巻。
定価2,640円(本体2,400円)
アレクサンドリア四重奏 III マウントオリーヴ
マウントオリーヴと美しい人妻レイラとの情事、ジュスティーヌやネッシムへの恐るべき疑惑、パースウォーデンの自殺の新たな原因など、恋と友情と陰謀の渦の中で物語はスリルに満ちた新たな局面へ。
アレクサンドリア四重奏 II バルタザール
ジュスティーヌが真に愛していたのはぼくではない。それを実証する意見書はぼくを再び迷路に誘い込む。恐るべき愛の企み! この街に本当は何が起こったのか――暗い真実の裏側をのぞくと。
アレクサンドリア四重奏 I ジュスティーヌ
国際政治の陰謀渦巻く地中海の都市・アレクサンドリアを舞台に、ぼくとメリッサ、ジュスティーヌが繰り広げる愛と裏切りの日々を描く、愛の4部作の第1部。
河出海外小説選
ジュスティーヌ
豊饒な言葉と想像力の作家ダレルが探究する現代の愛と欲望の企み──ほの暗い記憶の底から、鮮烈に彩色され、転調し、甦る地中海の都市。名作「アレキサンドリア・カルテット」第一部。
定価2,136円(本体1,942円)
バルタザール
このアレキサンドリアの街に何がおこったのか?バルタザールの迷路のような手記から、暗い真実の裏側を覗くと――!「アレキサンドリア・カルテット」第二部。
マウントオリーブ
死の予感に震え奈落の淵をみせる風景と人々。若きマウントオリーブをとりまく、権力、陰謀、そして微笑、苦い恋――。本格派小説の華麗なる展開!「アレキサンドリア・カルテット」第三部。
定価2,350円(本体2,136円)
クレア
戦争の暗い影の中で日常は無頓着に流れ、過去に沈んだはずの多くの事柄は、驚くべき真実をたずさえて浮かびあがる――そして未来は?「アレキサンドリア・カルテット」第四部。
アレクサンドリア四重奏【全4巻】
三島由紀夫をして「20世紀最高傑作の一つであり、優にプルースト、トーマス・マンに匹敵する」と言わしめた歴史的名著、名訳をさらに磨きあげた待望の全面改訳決定版!
定価10,780円(本体9,800円)