レオン・ゴールデンソーン (ゴールデンソーン,L)
1911年、ニューヨーク生まれ。内科医。精神科医。ジョージ・ワシントン大学医学部で博士号取得。その後、神経学、精神医学も修める。アメリカ陸軍の軍医として、1943年にヨーロッパ戦域に参加。終戦時は少佐。戦後、ニュルンベルク裁判中に収容所付き精神分析医となる。裁判が始まって6週間経った1946年1月初旬から同年6月下旬まで、21名のナチス被告の精神面での健康に責任を負うと同時に、多数の証人にも面会する。1961年に心臓発作で死去したため、出版計画は消え、インタビューのメモが未亡人の手に残されていた。