河出書房新社
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木村 榮一 (キムラ エイイチ)
1943年、大阪市生まれ。神戸市外国語大学名誉教授。著書に『ラテンアメリカ十大小説』他。訳書にバルガス=リョサ『緑の家』、コルタサル『遊戯の終わり』、ガルシア=マルケス『コレラの時代の愛』他多数。
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外国文学
リャマサーレス短篇集
フリオ・リャマサーレス 著 木村 榮一 訳
何カ月も、何年も過ぎていったが、明日という日はやってこなかった――。スペイン語圏文学の名作『黄色い雨』の著者による集大成となる自選短篇集。
定価3,190円(本体2,900円)
○在庫あり
パリに終わりはこない
エンリーケ・ビラ=マタス 著 木村 榮一 訳
ヘミングウェイを夢見てパリで作家修行をする「私」は、マルグリット・デュラスの家に下宿しながら処女作を書きあぐねる――世界文学に新しい地平を切り拓くビラ=マタスの代表作。
定価2,640円(本体2,400円)
×品切・重版未定
文庫・新書
精霊たちの家 上
イサベル・アジェンデ 著 木村 榮一 訳
予知能力を持つクラーラは、毒殺された姉ローサの死体解剖を目にしてから誰とも口をきかなくなる――神話的世界を描いた、マルケス『百年の孤独』に匹敵するラテンアメリカ文学の傑作。
定価1,210円(本体1,100円)
精霊たちの家 下
精霊たちが見守る館で始まった女たちの神話的物語は、チリの血塗られた歴史へと至る。軍事クーデターで暗殺されたアジェンデ大統領の姪が、軍政下の迫害のもと描き上げた衝撃の傑作。
定価1,320円(本体1,200円)
黄色い雨
沈黙が砂のように私を埋めつくすだろう――スペイン山奥の廃村で朽ちゆく男を描く、圧倒的死の予感に満ちた表題作に加え、傑作短篇「遮断機のない踏切」「不滅の小説」の二篇を収録。
定価902円(本体820円)
△3週間~
池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第2集
精霊たちの家
不思議な力をもつ少女クラーラは、美しい姉の死から9年間の沈黙の後、姉の婚約者と結婚し、精霊たちが見守る館で暮らしはじめる。三世代の女たちの運命を描く、驚異と幻想に満ちた傑作。
定価3,740円(本体3,400円)