河出書房新社
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トーマス・ベルンハルト (ベルンハルト,T)
1931-1989。オーストリア生まれ。最も重要なドイツ語文学者のひとり。『消去』『凍』『破滅者』『アムラス』『地下』[などが訳されている。ゲオルク・ビューヒナー賞など国際的な受賞多数。
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外国文学
昏乱
トーマス・ベルンハルト 著 池田 信雄 訳
山村の医師である父と鉱山学を専攻する息子は特異な病と狂気を病む住人たちと出会っていく。その中でも侯爵の狂気は果てしもなかった。この世界の暗黒を極めるベルンハルトの名作。
定価3,190円(本体2,900円)
○在庫あり
推敲
トーマス・ベルンハルト 著 飯島 雄太郎 訳
自殺した友人の遺稿を整理するために動物剥製師宅の屋根裏部屋にこもった主人公が見出したものはなにか。三つの狂気が交錯し交響する戦慄的なカオス。ベルンハルト中期の長篇、ついに邦訳。
定価3,960円(本体3,600円)
アムラス
トーマス・ベルンハルト 著 初見 基/飯島 雄太郎 訳
「凍」につづく異才の戦慄すべき作品集。一家心中の生き残りの兄弟が風土病に翻弄されて追いつめられていく悲劇を描く「アムラス」、ふたりの会話で発狂した友人の顛末が語られる「歩く」。
定価3,300円(本体3,000円)
凍
おそるべき作家の最初の長編にして最高傑作、ついに邦訳。画家となった男の調査を依頼されて山間部の村に滞在することになった研修医の手記があばく凍りつくほどにきびしいこの世界の真実。
定価3,520円(本体3,200円)