河出書房新社
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ジェイムズ・ジョイス (ジョイス,J)
1882年アイルランド生まれ。20世紀最高の小説家の一人。意識の流れ、神話、パロディ、造語といった小説技巧を駆使して、ダブリンの人々を描いた。本書のほか『フィネガンズ・ウェイク』『ダブリナーズ』など。
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外国文学
ユリシーズ1-12
ジェイムズ・ジョイス 著 柳瀬 尚紀 訳
20世紀最高の小説を最強の翻訳で。小説の技巧のすべてを駆使して甦るダブリン1904年6月16日の「真実」。全18章のうち、第1章から謎の語り手の「発犬」につながる第12章まで。
定価4,950円(本体4,500円)
○在庫あり
文庫・新書
フィネガンズ・ウェイク 3・4
すべての女性と川を内包するアナ・リヴィア=リフィー川が海に流れこむ限りなく美しい独白で世紀の夢文学は結ばれる。そして、末尾の「えんえん」は冒頭の「川走」に円環状につらなる。
定価1,430円(本体1,300円)
×品切
フィネガンズ・ウェイク 2
主人公イアーウィッカーと妻アナ、双子の兄弟シェムとショーンそして妹イシーは、変容を重ねてすべての時代のすべての存在、はては都市や自然にとけこんで行く。本書の中核をなすパート。
定価1,320円(本体1,200円)
フィネガンズ・ウェイク 1
二十世紀最大の文学的事件と称される奇書の第一部。ダブリン西郊チャペリゾッドにある居酒屋を舞台に、現実・歴史・神話などの多層構造が無限に浸透・融合・変容を繰返す夢の書の冒頭部。
△2週間~
ユリシーズ 4~6
第2部の冒頭、《カリュプソー》《食蓮人たち》《ハーデス》の3挿話。主人公ブルーム氏は、妻の不倫を心にかけながら、朝のダブリンを横切り、友人の葬儀の列に加わる。
定価1,650円(本体1,500円)
×品切・重版未定
ユリシーズ 1~3
『ユリシーズ』の冒頭の3挿話、《テレマコス》《ネストール》《プロテウス》の3章。この3挿話で青年主人公スティーヴンの精神的来歴、全挿話にからむ多くのストーリーの萌芽が提出される。
定価1,540円(本体1,400円)
ユリシーズ 12 The Cyclops
プルースト『失われた時を求めて』、カフカ『城』とともに20世紀の文学の方向を決定した大著『ユリシーズ』のうちでも、最も思弁的で最も小説的な文体・構成をもつ最難解の1章の新訳。
定価1,495円(本体1,359円)
フィネガンズ・ウェイク III・IV
ジョイスが27年をかけて書き上げたヨーロッパ数千年の全歴史を一夜の夢に圧縮した究極の小説、世界初の個人完訳なる! 8年の歳月を経て完成した、日本語の表現の可能性の極限。
定価4,058円(本体3,689円)
フィネガンズ・ウェイク I・II
『ユリシーズ』に続いてジョイスが死の間際まで書き継いだ、今世紀最大の文学的事件と評される幻の大傑作。人間の意識の複雑な考古学的堆積を一つのテキストに再現した快著の前篇。
定価5,126円(本体4,660円)
ユリシーズ 2
ジェイムズ・ジョイス 著 丸谷 才一/永川 玲二 訳
1904年6月16日――20世紀小説の最高傑作である本書は、ダブリンのこの1日を濃密に描く。多彩な文学的技巧を駆使して、現代の虚無と憂愁を徹底的に追求した小説の画期的な名訳。
定価2,776円(本体2,524円)
ユリシーズ 1