河出書房新社
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ジャン・ジュネ (ジュネ,J)
1910-86年。孤児として育ち、42年獄中で書いた『花のノートルダム』で注目される。『泥棒日記』『葬儀』などを執筆後、60年代以降は黒人解放運動、パレスチナなどに関わり『恋する虜』に結実させる。
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外国文学
ヘリオガバルス
ジャン・ジュネ 著 宇野 邦一/鈴木 創士 訳
あらゆる侵犯を繰り返す若きローマ皇帝が追い求めた、美しき愛のかたち――ジュネが最も輝ける時代に書かれた幻の戯曲。80年の時を経て発見された文学史的事件。
予価3,850円(本体3,500円)
※未刊
文庫・新書
花のノートルダム
ジャン・ジュネ 著 鈴木 創士 訳
神話的な殺人者・花のノートルダムをはじめ汚辱に塗れた「ごろつき」たちの生と死を燦然たる文体によって奇蹟に変えた希代の名作にして作家ジュネの獄中からのデビュー作が全く新しい訳文によって甦る。
定価1,320円(本体1,200円)
×品切・重版未定
葬儀
ジャン・ジュネ 著 生田 耕作 訳
ジュネの文学作品のなかでも最大の問題作が、無削除限定私家版をもとに生田耕作の名訳で今甦る。同性愛行為の激烈な描写とナチス讃美ともとらえかねない極度の政治的寓話が渾然一体となった夢幻劇小説。
定価1,210円(本体1,100円)
ブレストの乱暴者
ジャン・ジュネ 著 澁澤 龍彦 訳
港町ブレストに展開する、殺人と裏切り――倒錯の性の破滅的な悪の物語。鬼才ファスピンダー監督の映画「ケレル」の原作。
定価2,093円(本体1,903円)
倒錯の性に妖しく彩られた目くるめく世界。オナニスト的夢想家ジュネが緊張感あふれる壮麗な言語を駆使した暗黒文学の極北! 今また甦るジュネの代表作。オリジナル私家版より完訳。
定価1,987円(本体1,806円)