河出書房新社
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ジャン・ジュネ (ジュネ,J)
1910-86年。孤児として里親のもとで育つ。多くの犯罪に手を染めるが、42年、獄中で書いた『花のノートルダム』で注目される。以降、『泥棒日記』『葬儀』などを執筆。60年代以降は黒人解放運動、パレスチナ問題などにかかわり、それを『恋する虜』に結実させる。
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文庫・新書
花のノートルダム
ジャン・ジュネ 著 鈴木 創士 訳
神話的な殺人者・花のノートルダムをはじめ汚辱に塗れた「ごろつき」たちの生と死を燦然たる文体によって奇蹟に変えた希代の名作にして作家ジュネの獄中からのデビュー作が全く新しい訳文によって甦る。
定価1,320円(本体1,200円)
×品切・重版未定
葬儀
ジャン・ジュネ 著 生田 耕作 訳
ジュネの文学作品のなかでも最大の問題作が、無削除限定私家版をもとに生田耕作の名訳で今甦る。同性愛行為の激烈な描写とナチス讃美ともとらえかねない極度の政治的寓話が渾然一体となった夢幻劇小説。
定価1,210円(本体1,100円)
ブレストの乱暴者
ジャン・ジュネ 著 澁澤 龍彦 訳
外国文学
港町ブレストに展開する、殺人と裏切り――倒錯の性の破滅的な悪の物語。鬼才ファスピンダー監督の映画「ケレル」の原作。
定価2,093円(本体1,903円)
倒錯の性に妖しく彩られた目くるめく世界。オナニスト的夢想家ジュネが緊張感あふれる壮麗な言語を駆使した暗黒文学の極北! 今また甦るジュネの代表作。オリジナル私家版より完訳。
定価1,987円(本体1,806円)