読者の声
この本に寄せられた“ 読者の声 ”です。
★2021.12.07
この復刊は素晴らしい企画です。
アーサー・クラインマンは,この本のなかにある「解釈モデル」で臨床・研究に貢献しました。
診てもらっている医師に「何が原因だと思います?」なんて尋ねられたことがないでしょう?
でも,彼は尋ねるのですね。
医師は患者さんのことを何も知りません(not-knowing)。患者さんは自分のことを知っているかもしれませんし,医師に自分を話すことによって,そういう自分だと変化することは確実です。
この分野の古典ですが,前の出版社は1000部しか刷らなかったそうです。まあ,電話で確かめたから確かでしょう。
復刊されて,安心しました。
京都府 Peter-John さん 73歳 男性