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第51回文藝賞受賞作

単行本

シニタクナッタラデンワシテ

死にたくなったら電話して

李 龍徳

受賞
第51回文藝賞

単行本 46 ● 256ページ
ISBN:978-4-309-02336-6 ● Cコード:0093
発売日:2014.11.21

定価1,620円(本体1,500円)

○在庫あり

  • 「死にたくなったら電話してください。いつでも」。空っぽの日々を生きてきた男は、女が語る悪意に溺れていく。破滅の至福へと扇動される衝撃作。全選考員が絶賛した、第51回文藝賞受賞作。

    【内容紹介】
    「死にたくなったら電話して下さい。いつでも。」
    空っぽな日々を送る浪人生・徳山は、ある日バイトの同僚に連れられて十三のキャバクラを
    訪れる。そこで出会ったナンバーワンキャバ嬢・初美から、携帯番号と謎のメッセージを渡
    され、猛烈なアプローチを怪しむも、気がつけば、他のことは何もかもどうでもいいほど彼
    女の虜に。殺人・残酷・猟奇・拷問・残虐……初美が膨大な知識量と記憶力で恍惚と語る「世
    界の残虐史」を聞きながらの異様なセックスに溺れた徳山は、やがて厭世的な彼女の思考に
    浸食され、次々と外部との関係を切断していき――。ひとりの男が、死神のような女から無
    意識に引き出される、破滅への欲望。
    全選考委員が絶賛した圧倒的な筆力で、文学と人類に激震をもたらす、現代の「心中もの」
    登場! 第51回文藝賞受賞作。

    【文藝賞 選考委員驚愕!】

    なんという毒か。世界を拷問にかけるようなこの虚無と呪詛。拍手!
    ――藤沢周

    すごい力量。これまでの日本文学とは異質の体力で書かれている、私はそこに大げさに言えば圧倒された。
    ――保坂和志

    この小説の罠にすっかりはまった。呪術的な言葉の力によって封印を解かれた、「カウンター悪意」の恐怖と愉楽。初美が徳山を破壊に導いていく様は、世界を滅ぼす行為の象徴。その過程を言葉の力として見せるという挑戦は、まさしく文学が究極的に目指すところだと思う。安易な「希望」依存症を断ち切る力が、この小説にはある。本当の希望はその先にある。文句なしの受賞。
    ――星野智幸

    一度、その世界に入り込んだら抜け出せない。十三版「失楽園」とでも言いたくなる、薄気味悪い物語に釘付けになってしまった。
    ――山田詠美

    ※特価期限2015年2月末日迄、以降、本体1500円(税別)

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    【電子書籍版『死にたくなったら電話して』に関するお知らせ】

    2014/11/21に配信を開始いたしました電子書籍版『死にたくなったら電話して』(李龍徳・著)に、以下の誤りがありました。大変申し訳ございませんでした。ご購入下さったお客様および、著者の李龍徳氏に心よりお詫び申し上げます。
    弊社より「修正版」ファイルを各ストアへ再納品いたしまして、2014年12月11日~17日にかけて順次ファイルの差し替えが完了いたしました。12月17日迄に本作品をご購入下さったお客様におかれましては、修正前のファイルがダウンロードされている可能性がありますので、誠にお手数ですが、各ストアにて本作品を再ダウンロード下さいますようお願い申し上げます。
    再ダウンロードの手続きは、ストアにより異なることがあります。
    手続きに関するご質問は、各ストアへお尋ねください。


    【誤りがあった箇所】
    ●以下の「一行アキ」が、改頁になっておりました。
    ・原本P.75後ろから1行目の1行アキ。
    ・原本P.163後ろから3行目の1行アキ。

    ●以下の「一行アキ」が抜けておりました。
    ・原本P.227後ろから6行目。7行目罫線の後の1行アキ。
    ・原本P.236後ろから7行目。8行目罫線の後の1行アキ。
    ・原本P.238前から4行目。3行目罫線の後の1行アキ。
    ・原本P.243後ろから6行目。7行目罫線の後の1行アキ。 以上。

著者

李 龍徳 (イ ヨンドク)

1976年、埼玉県生まれ。在日韓国人三世。早稲田大学第一文学部卒業。「死にたくなったら電話して」で第51回文藝賞を受賞。

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