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  1. 河出ブックス

全集・シリーズ

セイネンノシュチョウ

青年の主張

まなざしのメディア史

佐藤 卓己

単行本 B6 ● 440ページ
ISBN:978-4-309-62500-3 ● Cコード:0336
発売日:2017.01.27

定価1,944円(本体1,800円)

○在庫あり

  • 毎年「成人の日」に放送された、あの国民的番組を覚えているか!?  1950年代から大衆的感性を鏡のように映し続けた弁論イベントの、戦後日本社会における機能を問う画期的メディア史。

  • 序 章 《青年の主張》の集合的記憶
    1 手の届く近接未来予言の供給システム
    2 「成人の日」社説の主張
    3 パブリックスピーチの昭和史
     
    第一章 ラジオから響く「小さな幸せ」 一九五〇年代
    1 「学生」が「青年」ではなかった時代
    2 『弁論』という人生雑誌 
    3 第一回(一九五四年度)全国大会——キューリー夫人か、シュヴァイツァーか
    4 「学生弁論の覇者」海部俊樹——第二〜五回大会

    第二章 ブラウン管に映る弁論大会 一九六〇年代
    1 イメージの優位——第六〜九回大会
    2 遅刻した重信房子——第一〇回大会
    3 テレビ生中継と歌謡ショー開始——第一一〜一三回大会
    4 学園紛争と『若い広場』の左旋回——第一四〜一五回大会

    第三章 「らしさ」の揺らぎと再構築 一九七〇年代
    1 アンチ全共闘の「明るい」秩序——第一六〜一七回大会
    2 猪口邦子の架け橋——第一八〜二〇回大会
    3 福祉社会のアーキテクチャー——第二一〜二三回大会
    4 沖縄「特区」消滅と課題の「自由化」へ——第二四〜二五回大会

    第四章 笑いの時代の「正しさ」 一九八〇年代
    1 腹話術師の優勝と甲子園エース投手の無念——第二六〜二七回大会
    2 人権問題の啓発装置——第二八〜二九回大会
    3 国民国家のマージナルから——第三〇〜三三回大会
    4 タモリとたけし軍団、とんねるずの後で——第三四〜三五回大会

    第五章 《青年の主張》のレガシー 一九九〇年代以降
    1 《青春メッセージ》、新しい革袋に古い葡萄酒——一九九〇〜九六年
    2 ロイヤル席なき「国民的番組」?——一九九七〜二〇〇〇年
    3 前景化するヤンキー文化——二〇〇一〜〇四年
    4 「少年」と「団塊」の主張——二〇〇五年以降

    おわりに 「青年の主張」の未来へ

    参考文献
    あとがき
    資料

著者

佐藤 卓己 (サトウ タクミ)

1960年、広島県生まれ。京都大学大学院教育学研究科教授。専攻はメディア史・大衆文化論。京都大学博士(文学)。著書に『『キング』の時代』『言論統制』『八月十五日の神話』『輿論と世論』など多数。

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