河出書房新社
河出の本を探す
24件中 1~20件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
文庫・新書
古典新訳コレクション
源氏物語 6
角田 光代 訳
ついに最愛の紫の上が死去し、悲しみにくれる光源氏は念願の出家をはたし、源氏の物語は終焉に向かう。舞台を宇治に移し、源氏ゆかりの貴公子、薫と匂宮の物語が始まる。「夕霧」から「竹河」までを収録。
予価880円(本体800円)
※未刊
義経千本桜
いしい しんじ 訳
源平合戦を背景に、平家の復讐と、源義経主従の受難を壮大に描く。平知盛、弁慶、静御前、狐忠信の活躍と、市井の庶民たちの篤き忠義が絡まりあう名作浄瑠璃が、たおやかな日本語で甦る。
枕草子 上
酒井 順子 訳
平安中期、一条天皇の中宮定子に仕えた清少納言が、宮中での生活を才気煥発な筆で綴った傑作随筆集。類聚、随筆、日記などの章段に分類された同書が、エスプリの効いた現代語訳で甦る。全2巻。
枕草子 下
平安中期、中宮定子に仕えた清少納言が、宮中での生活を才気煥発の筆で綴った傑作随筆集。エッセイスト酒井順子ならではエスプリの効いた現代語訳が楽しい。関白道隆の没後を描いた一四三段から完結まで。
源氏物語 5
栄華を極める光源氏への女三の宮の降嫁から運命が急変する。柏木と女三の宮の密通を知った光源氏は因果応報に慄く。すれ違う男女の思い、苦悩、悲しみ。最高峰「若菜(上・下)」から「鈴虫」までを収録。
定価880円(本体800円)
○在庫あり
宇治拾遺物語
町田 康 訳
<こぶとりじいさん>こと「奇怪な鬼に瘤を除去される」、<舌切り雀>こと「雀が恩義を感じる」など、現在に通じる心の動きと響きを見事に捉えた、おかしくも切ない名訳33篇を収録。
日本霊異記・発心集
伊藤 比呂美 訳
平安初期に景戒によって善悪、奇跡や怪異などを描いた最古の説話集「日本霊異記」と、鎌倉初期の鴨長明による仏教説話「発心集」。古典新訳に定評のある詩人・伊藤比呂美が両作品から厳選、渾身の新訳。
堤中納言物語
中島 京子 訳
作者・編者ともに不詳、ミステリアスでユーモアに溢れる日本最古の短篇物語集『堤中納言物語』。中島京子による名訳により生き生きと蘇る「可笑しみ」を堪能できる10篇を収録。
定価770円(本体700円)
源氏物語 4
光源氏は夕顔の忘れ形見、玉鬘を引き取ったものの、美しい玉鬘への恋慕を諦めきれずにいたが、思いも寄らない結末を迎える。また夕霧はようやく最愛の人と結ばれる。「初音」から「藤裏葉」までを収録。
春色梅児誉美
島本 理生 訳
江戸を舞台に、優柔不断な美男子と芸者たちの恋愛模様を描いた為永春水『春色梅児誉美』。たくましくキップが良い女たちの連帯をいきいきとした会話文で描く、珠玉の現代語訳!
平家物語 4
古川 日出男 訳
破竹の勢いで平家を追う義経。屋島を落とし、壇の浦の海上を赤く染める。那須与一の扇の的で最後の合戦が始まる。安徳天皇と三種の神器の行方やいかに。屈指の名作の大団円。
小林一茶
長谷川 櫂 著
誰にでもわかる言葉、細やかな心理描写……近代俳句は一茶からはじまる。生涯で詠んだ約二万句から百句を精選し、俳人・長谷川櫂が解説を付す。波乱に満ちた人生に沿いながら見えてくる「新しい一茶」像。
百人一首
小池 昌代 訳
恋に歓び、別れを嘆き、花鳥風月を愛で、人生の無常を憂う……歌人百人の秀歌を一首ずつ選び編まれた「百人一首」。小池昌代による現代詩訳と鑑賞で、今、新たに、百人の「言葉」と「心」を味わう。
源氏物語 3
須磨・明石から京に戻った光源氏は勢力を取り戻し、栄華の頂点へ上ってゆく。藤壺の宮との不義の子が冷泉帝となり、明石の女君が女の子を出産、上洛。六条院が上洛する。「澪標」から「玉鬘」までを収録。
平家物語 3
平家は都を落ち果て西へさすらい、京には源氏の白旗が満ちる。しかし木曾義仲もまた義経に追われ、最期を迎える。宇治川先陣、ひよどり越え……盛者必衰の物語はいよいよ佳境を迎える。
仮名手本忠臣蔵
松井 今朝子 訳
赤穂浪士ドラマの原点であり、大星由良之助(=大石内蔵助)の忠義やお軽勘平の悲恋などでおなじみの浄瑠璃、忠臣蔵。文楽や歌舞伎で上演され続けている名作を松井今朝子の全訳で贈る、決定版現代語訳。
源氏物語 2
小説として鮮やかに甦った、角田源氏。藤壺は光源氏との不義の子を出産し、正妻・葵の上は六条御息所の生霊で命を落とす。朧月夜との情事、紫の上との契り……。「紅葉賀」から「明石」までを収録。
好色一代男
島田 雅彦 訳
生涯で戯れた女性は三七四二人、男性は七二五人。伝説の色好み・世之介の一生を描いた、井原西鶴「好色一代男」。破天荒な男たちの物語が、島田雅彦の現代語訳によってよみがえる!
平家物語 2
さらなる権勢を誇る平家一門だが、ついに合戦の火蓋が切られる。源平の強者や悪僧たちが入り乱れる橋合戦を皮切りに、福原遷都、富士川の遁走、奈良炎上、清盛入道の死去……。そして、木曾に義仲が立つ。
更級日記
江國 香織 訳
菅原孝標女の名作「更級日記」が江國香織の軽やかな訳で甦る! 東国・上総で源氏物語に憧れて育った少女が上京し、宮仕えと結婚を経て晩年は寂寥感の中、仏教に帰依してゆく。読み継がれる傑作日記文学。
定価660円(本体600円)